リュカの日記

2006年08月26日(土)

昨日ビデオ屋で「妖怪大戦争」と「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 マレーの虎」をレンタルしてきた。
何だかとても欝っぽく、映画を見る気も起きなくて、しばらくベッドで寝込んでた。
色々と嫌な事が意識され、何だかとても滅入ってしまう。

「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 マレーの虎」を観始めた。
なんだかダルくなって、気分がどんどん滅入ってく。
自分は現実というものに、とことん絶望してるんだ、という事を痛感する。
救いが無い。
もう、とっくの昔に終わってるんだ、と。
映画を観ている間、ふと、自分の脇の下辺りに小さなイボみたいなものが出来ている事に気づく。
何となく気になってウザったいので、千切ってしまおうと思ったのだが、爪で摘んでみたところ、どうやら神経が通っているらしくて痛みを感じる。
皮ではなくて、肉片なのか。
眉毛をいじるための金属製の毛抜きがあるので、それで摘んで力を入れる。
痛い。
メッセの子の知り合いの男の子は、性器の皮を切断された。
それに比べればなんでもない、と思おうとするのだが、やっぱり恐れが出てしまう。千切れない。
あんなに小さな男の子が大幅に皮を切断されたというのに、自分はこんな小さな肉片一つ千切れないのか。
どこまで根性が無いのだろう、と、物凄い自己嫌悪に陥った。
本当に、自分は極端なまでに根性が無く臆病なんだな、と。
普段感じているものとはまた違った意味で、最悪な気持ちになった。
どんなささいな覚悟さえ決める事が出来ない。
こんな自分は、死んでしまった方がいいかもな、とさえ思えてきた。
あんな小さなタイプの男の子が皮を切断されたのに、結局俺は、自分に付いてる小さなイボを千切れなかった。

映画「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 マレーの虎」を観終わった。
つまらなかった。
というか、男の子の事やらイボの事で改めて思い知った自分自身の臆病さやら、色々と嫌な事ばかりが頭に浮かんで、殆ど内容が頭に入ってこなかった。
欝い・・

今日は午後18時頃に目が醒めた。
寝起きから色々な事が浮かんできて、少し思い出す。
そういえば、欝ってそんなに頻繁に出たり引っ込んだりするようなものじゃなかったな、と。
日常的に常に感じているものが欝なのだ。
そして、たまに気分が紛れて感じる事が無くなっても、またすぐにぶり返したり。
なら、今現在どれだけ苦痛に思えても、それは結局憂鬱止まりか、とか。


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