リュカの日記

2006年04月21日(金)

どんどん気分が悪くなってくる。
吐き気もしてきた。
欝だ・・・

だんだん、死にたい気持ちになってきた。
自分の人生にも、一生救いなんてありえないんだ・・・と。

放物線を描きながら、巨大な爆弾を上空に打ち上げ、地上に発射するような機械があって、俺はそれを使って平野を焦がした。
緑の平野と、そこにある神殿みたいな場所が、一瞬でまとめて灰色になったりして、何だかとても爽快だった。
上空を飛んでいる旅客機を、その機械で狙って爆発させたりもした。
今日は午前9時過ぎに目が覚めた。

今日も1時限目の英語に出席する事は出来なかった。
2時限目は「地誌学」
外交について、色々な事を説明していた。
この世は強国の社会だ、強国の理論で築かれている、とか。
世界の法律も強国が作る。
核を有する五大国は、他国が核を持つ事を許さない。
しかし、この五大国自体は、世界の国々を核で脅しまくっている。
他国に核を持つ事を許さないのも、平和の為などではなく、自国が他国を核の恐怖で脅かし、旨味をしゃぶり尽くせなくなるからに他ならない、とか。
日本は密入国率No.1
何故なら、日本で犯罪を犯しても、日本は絶対にそれを取り締まる事が出来ないから。外国人犯罪者を取り締まる事を、他国が絶対許さない。
だから、犯罪を犯すために、日本にどんどんそういう連中が入国してくるのだ、と。
そういった国々も、自国では「犯罪を犯してはいけません」とうい教育をしているはずだ。
なのに、自国の人間が日本で犯罪を犯す事は「よし」としている。
それどころか、奴らを取り締まる事を許さない。
そういった犯罪者によって苦しめられる被害者が発生する事よりも、『外国人犯罪者を取り締まる事を許さない』という事で、日本に対する自国の優位性を誇示出来る事の方が、強国にとっては何より大事な事なのだ。
思うに、「むしろ、日本でどんどん犯罪してこい。絶対逆らわせないから。我が国の権力がどれ程のものか知らしめてやる!」という事じゃないだろうか?
少し前に読んだ、外国人によって日本の少年が拉致されて、猥褻行為を目的とした人身売買にかけられる話を思い出し、それに関連付けてはらわたが煮えくり返るような気持ちになった。
昼休みになった。
久しぶりに、今日は食堂で昼食を食べた。
大学の食堂を利用するのなんて、多分4年ぶりくらいだろう。
入学後に1度利用しただけで、それ以降はずっと空き教室で弁当を食べる事が習慣化していた。
だから、食堂でご飯を食べたのも、大学に入学してから今日でたったの2回目だ。
3時限目は「西洋史特講」
旧約聖書に関する事について解説していた。
キリスト自身はユダヤ人だし、熱心なユダヤ教徒でもあったのだ、という事や、旧約聖書の内容について等。
4時限目は「東洋美術史」
漢字の成り立ちについての、仮説を研究している博士のVTRをスクリーンで放映していた。
これで、今日の授業は全部終わり。
学校に居る間、メッセの子について、その子の弟にどこまで話そう、とか考えていた。
ずっと、昨日の会話を思い返していた。
どこまで話せばいいだろう。これは話すと大変だ、とか。
メッセの子自身がひた隠しにしておきたい事は、まだ半分くらい伏せている。その中で、特に重要だと思える部分(絶対に隠しておかなければならない部分)は俺も黙っているのだが、それを言わない事には、その子の弟に説明付けられない事が多すぎる。
メッセの子について、弟が理解者になってやらない事には、結局根本的には解決しない。だけれど、それを弟に知られる事を、メッセの子本人は「弟に凄く迷惑かけるし、弟も凄いショックを受ける事だから。それを知ったら、とても傷つけてしまう事になる」と、断固として知らせまいとしてていたのだ。
なら、それは黙っておいたままで、メッセの子の弟には昨日話したメッセの子の持つ悩みについて、半分の内容だけで、「自分は兄貴の苦しみを全部知ってる。良き理解者になれるよう努めるんだ」と思わせておいて、自己満足させておくのが一番無難じゃないだろうか。とか。
そんな事を、延々と何時間も考え続けた。
昨日、メッセの子の弟が、メールを切る少し前に「良き理解者が居ないと、人生本当最悪ですからね」みたいな事を言っていたのだが、それを突然思い出した。
その子の弟自身には、何でも話せる理解者が居る。
メッセの子にも、話そうという気持ちにさえなれば、何でも話して開放される、という程の相談相手がリアルで身近に存在してる。
そういえば、俺にはそんな人間が居ないじゃないか、と。
自分の苦しみを理解させる相手が居ない、という事に、昔あれほど苦しみを感じていた事を思い出す。
メッセの子には相談出来ない。
以前は相談していたが、俺の相談内容が自分を凄く欝にさせるから辞めて欲しい、と言われているし。自殺未遂までするようになって、この先さらにそういう事は言えなくなった。
俺自身、そういう目に遭わされた子に相談するという事は、決して納得のいくものじゃない。理解されても救いにならない。同じ理由で、あの子も相談相手には出来ない。
絶対視出来るような存在にじゃないと、相談しても意味が無い。
その他の誰に理解されたとなったところで、「だから何?」という気持ちにしかなれないだろう。
自分は絶対満たされない。そういう子に対して、都合が良い状況に陥る事自体、絶対に許されて良い訳が無いのだ、という自覚も強い。
どんなに死ぬほど満たしたくても、満たす訳には絶対行かない。
叶って良い訳もない。俺は、タイプの少年に何も出来ない。
ならせめて、自分にとってタイプとする少年達が、誰にも一生そういう目に遭わされるような事が無かったら、と。新しい願いを打ち立てた。
それさえことごとく破られた。打ち立てた瞬間から「これでもか!これでもか!」と目の当たりにさせられる。
自分の都合でも欲でもなく、せめてそういう目に遭ってくれないでいてくれたら、というささいな願いさえも許されなかった。
理解してくれるような相手も一人も居ない。
自分の人生何なんだ・・
救いなんてどこにも存在しないじゃないか。
強い願いを持っていた訳でもない。本当に、ささいな願いだ。
それさえ、強くて激しい絶望的な状況に変えられて。
一気に不満が募っていって、たまらない気持ちになっていった。
悲しくて悲しくてたまらない。そんな気持ちをグッと噛み締めるような状態になった。自己憐憫に浸るような気持ちになって、まともに目も開けてられない。マジで何なん?マジで何なん?マジで何なん?・・・
4時限目、スクリーンでVTRが放映されている時に、どんどんそんな気持ちが募っていって、ずっと机に突っ伏した態勢になっていた。
授業も、殆ど頭に入ってこない。
生きてる意味が何も無い。
以前感じていたように、自分はそのうち耐えられなくなり、自殺で人生終えるんだろうな、みたいな実感も蘇る。
悔しくて悔しくてたまらなかった。
4時限目が終わった後で、学校を後にし、電車に乗って地元の図書館に向かった。地元の図書館について、色々調べてきなさい、という課題があるから。
とりあえず、調べる事を調べ終え、それから家に帰ってきた。
帰り道、また色々考えた。
俺は、メッセの子の持つ悩み(その子の弟には言わなかった方)を、心の底では「贅沢な悩みだな」と感じ続けていたのだ、という事を自覚した。
メッセの子には、身近に絶対視出来る存在が居るのだし。
ただ、その相手に相談すれば救われるんじゃないのか?とも。
俺にはそんな相手は一人も存在しないと言うのに、という気持ちが、今までどこかにあったのだ。
今日は久しぶりに、超個人的な苦しみで(満たせないとか、理解者が居ないとか、どうにもならないとか、自分の人生何も無いとか、色々)、たまらなく死にたい気持ちになっていた。
普段はこういう類は麻痺させている。
特に、満たせないどうこう、叶わないどうこうは、麻痺させても良い類の苦しみなのだ、と自分で認定しているので。
「良き理解者が居ないと、人生本当に最悪ですね」
本当に、その通りなんだと強く感じた。

そういえば、今日であの子の10代最後の日から、ちょうど1ヶ月なんだよな。
メッセの子が家族に悩みを相談しないのは「心配させたくない」という理由からだが、
俺が家族に悩みを相談したりしないのは、「親がヒステリーを起こした時に、俺の持つ悩みについて卑猥な言葉で罵られるに決まってる」からだ。
もっとも、それが無くても人に相談出来るような内容ではないが。
絶対視出来るような相手じゃなくても、今までの人生、俺には身近(現実に)に信用して悩みを相談出来る相手が居た試しが一度も無いな。
今日の日記(学校に居た時間について)を半分くらいまで書いてるところで、気持ちも大分落ち着いてきた。さっきは本当、たまらなかった。

何で、メッセの子がこんなにも大変な状況な今、こんなに否定的な考えが意識されてしまうのだろう。
圧迫されるような感じで、締め付けられる。
息苦しい。
目つきが普通じゃなくなっていく。

欝の感覚が離れない。
タイプの男の子の存在を感じる事は、自分にとって苦痛以外の何者でもなかったのだ、という事を思い出す。
自分にとって、タイプの少年以上の存在は存在していないから、そういう少年以外の事が何も考えられなくなる。また、そういう少年についての事以外、考えたくもなくなってしまう。
それがとても辛かった。
しかも自分は、自分が渇望しているその存在を、どうする事も出来ないのだ、という実感がたまらなかった。
さらに、その存在が、天地が引っくり返っても絶対に釣り合わないような、汚いジジイやアバズレなんかに汚されるだなんて、本当に悲劇としか言いようがない。

今までに感じてきた様々な種類の苦痛やストレス、絶望が、総集編のように次々実感されてくる。
きつい・・・・・・・


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