求心力0時00分ちょうどに、あの子が居るスレにお祝いの言葉を書き込みに行った。 PROXY寄生虫とかで、投稿する事が出来なかった。 時間はズレるけど、携帯の方から再度投稿し直した。 散々拒絶しておきながら、今更その子に言葉をかけに行くなんて、どの面下げて、みたいな感じになるけど。 でも、一生に一度の子供と大人が分かれる日なので、 どうしても、何か一言直接言っておきたかったのだ。 ただの自己満足。 自分で投稿しておきながら、あの子の目に触れるのが恐ろしい・・
以前あの子がくれたお祝いの言葉と比べても、自分は本当に気の効いた事を言えないなと感じる。 改まった場面じゃ、ちゃんとした事が何も言えない。
受け入れる事が出来ないのなら、言葉をかけるべきではなかっただろうか・・・ 何か、凄くばつが悪い。
今日の何時までが、本当の意味の19歳なんだろう。
色んな意味で胸が苦しい・・ 泣き出したいような気持ちになる。
その子を受け入れられなかったのは勿論の事、その上でさらにその子が去っていった最終的な原因とか。 ばつが悪すぎて、目を逸らして記憶の中に封じ込めようとしているやり取りが沢山あった。 昔の文章などを読み返していて、俺もその子の事を振り回していただけなんだと再認識されて、申し訳なくなり、今回もまた目を逸らしてしまう。 自分自身の、その子に対する身勝手さ。 また、今も昔も、自分はその子の気持ちに全く値するような人間じゃないのだ、と、恥ずかしくなり、たまらなくなる。 本当に、酷い仕打ちしかしていない。 軽蔑されてるだろうな。
今日は午後13時前に目が覚めた。 寝起きから、ベッドの中でしばらくボーっと考え続けた。 感じた事を言葉に直しまとめてみよう、と、いざ日記に手をつけようとしたその瞬間、 『プワアーーーーーーーーー!!!!!』 列車の汽笛のような、馬鹿デカイ音が外の道路から鳴り響く。 トラックのクラクションのようだ。 ギョッとなって、全ての意識が頭の中から散ってしまった。 さらに追い討ちをかけるように、もう一度鳴る。 これで、散った意識を持ち直す事も出来なくなった。 トラックが遠ざかる時、最後に小さくもう一度。 最後の一つが、「このタイミングを狙って鳴らした訳じゃないんだ。ただ、継続して鳴らしていた内の一つなんだ」と、言い訳しているように聞こえた。 俺が日記にまとめようとした瞬間、十中八九現れる、ほぼ必然のタイミング。 「たまに」、なんてものじゃない。 何でいつもいつも阻まれるんだ・・、と嫌になる。 後味悪くて気持ち悪い。
あの子ももう二十歳なんだ、と思うと、急に感覚が変わった気がする。 昨日、一昨日ほどまでの、求める気持ちが麻痺した気がする。
昨日から、1.2週間前に購入していた「呪われし者の女王」を少しずつ読み始めた。 あの子が19歳であった時間から継続したモノを、そのまま次の時間に持っていこう、みたいな意識から。 映画は好きだったけど、小説はとても読みにくくて、内容があまり頭に入ってこない。 今さっき、アルマンという名前の美少年吸血鬼が出てくる話に差し掛かったので、内容に対して少し興味を取り戻した感じになった。 現在午後18時37分。 こんな日に、自分は何をやっているのだろう、と。不安になった。 大して何も実感出来ない。 もしかすると、今のこの時間も、まだあの子の19歳は続いているかもしれないというのに。その可能性は、今夜の午後23時59分まで続く。 今日は、目が覚めてからしばらくし、貯金を下ろしに銀行に行った。 金を下ろした後、コンビニでマガジンとタバコを1カートン買った。 今日で二十歳、というあの子にとっては特別な誕生日なので、帰りにケーキ屋でチョコレートケーキを3つ買った。 あの子が絶賛していた「しあわせソウのオコジョさん」というアニメ動画を観ながら、後で食べようと思う。
何だろうな。 頭がボーっとボヤけてる。 今日買ってきたタバコ、「マルボロミディアム1カートン」 箱を開けてみると、中身がボックスではなくソフトになってた。 俺は買う時確かに「ボックスだ」と言ったのに。 タバコ自体は、ボックスだろうがソフトだろうが中身は同じなんだけど。 「こんな日に限っていつもと違う」という事が耐えられなくて、落ち着かなくて、近くの自動販売機まで買い直しに行って来た。 財布を見ると、1500円見えたので、5箱買う事にした。 5箱買ったところで、俺が買ったタバコのところに「売り切れランプ」が灯った。自分が自販機を売り切れにしたのは、今日が初めて。 家に戻る時、歩きながら「自分が求めているのは何なのだろう」と考えた。 いつもいつも、何を納得していいのか分からない。 ずっと気持ち悪くてモヤモヤしている。 何もかもが未消化だ。 道が見えない。 自分に方向や納得を与えてくれるような存在。 いくら正しい事を示してくれても、俺がその人物を認める事が出来なければ、結局納得は得られない。 だから、その人物は、俺を悩ませているような出来事や人物以上の存在だ、と俺が感じられるような存在でなくてはならない。 じゃないと、その存在の示す指針を、納得して受け取る事が出来ないからだ。 俺は納得を求めてる。 でも、ただ「信じる方向を示してくれる」「それで居て俺にとって認められる存在」が居ればいい、という訳でもない。 俺自身もまた、その人物を認めたい、納得したい、全てにしたい、という強い気持ちを持ってなくてはならないのだ。 今現在の俺には、そういう気持ちが殆ど無い。 何も納得出来てないのに、未消化なのに、何故そういう気持ちを湧き立たせる事が出来ないのだろう。 今の、『絶望的に納得できないモヤモヤとした後味の悪さ』を解消する手立て、を求める気持ちが何故か沸かない。
俺の21歳の誕生日の時、あの子が「どんなケーキが好きですか?」と聞いてきた。俺が「チョコレートケーキ」と答えると、あの子はチョコレートケーキの画像を探して送ってくれた。 今日ケーキ屋でケーキを買う時、その画像のケーキはどんなのだったか、 思い出しながら選んでいたが、どんなケーキだったか記憶に残っていなかった。 店にあるチョコレートケーキは3種類。 どうせだからと、3種類とも買ってきた。 家に帰って、以前貰った画像を確認してみる。 すると、自分が買ってきた内の1つに、全く同じではないけど、それに近いケーキがあった。「ザッハトルテ」という名前のケーキだ。 晩御飯を食べた後、「しあわせソウのオコジョさん」を観ながら、そのザッハトルテを食べた。 美味しかった。 今日買ってきたケーキの箱を確認してみる。 「本日中にお召し上がり下さい」と書かれている。 晩御飯で腹がいっぱいの上に、ケーキを1個食べたのだ。 現在午後22時25分。 本日中に、残り2つを食べるのは結構キツイ。 普段自分でケーキを買う事が全く無いので、2.3日は持つ物だと思ってたのだが・・
あの子がそんな目にも遭わされていなくて、ちゃんと付き合う事が出来ていたなら、 「今日一日は、全てこの子のための一日だから」と、予定も全部その子に望むように決めてもらって、その子の望む事をして。 今みたいに、あれこれ「何を意識し、何を実感すればいいのか」なんて不安を感じる事もなく、「この子に、この子の納得のいく一日を過ごしてもらう事が出来たんだ」と、充実した気持ちで過ごす事が出来たんだろうな・・
現在午後23時39分。 あの子の誕生日も、あと21分で終わってしまう。 あの子が今も19歳である、という可能性もあと21分。 でも、1日の終わりを前にして、昨日ほどの緊張感は感じていない。 昨日が、本当の境目だったんだもんな。 「本当の意味での二十歳」というのは、時間も漠然とし過ぎているし。 いくらなんでも、もう過ぎているだろう、という意識もあるし。
あと6分で「あの子は今日で二十歳!」というのが終わってしまう。
あと1分・・・
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