リュカの日記

2004年10月30日(土)

「常に浮かんでくるのなら、少年についての辛い事を意識し続ける事を面倒くさがって放棄しても『良い』んだ」と言われ、少しだけ肩の力を抜く事ができた。少し自分中心に物事を考えてみる余裕が出来た気がする。目的はないけど。
深夜になっても本を読み続けた。それから少年を思い浮かべたりもした。
辛い事じゃなく、求める意味で妄想し続けた。
少年の魅力とか肌とか肉とか形とか。どんどん気分が高揚してきた。
今日は凄く余裕があった。
洗面台の前に立ち続け、1時間でも2時間でも鏡の前で髪をいじったりセットしたりカチャカチャしてるナルシストの弟もやっと眠ってくれた。
この時間が一番落ち着く。
5時前になり親父が起きてきた。
起きてきた瞬間からひっきりなしに咳を始める。耳障りだ。
起きている間中常に咳をし続ける。うざい。
あいつのは単なる自己主張だ、と思う。
威厳を現そうとしているのか。
わざとらしい。かまって欲しいのが見え見えだ。
「威厳うぜえ!威厳うぜえ!今日からお前の事威厳って呼んだるわ!威厳うざいんじゃボケ!」と怒鳴る。
俺がノドを痛めた場合なら、余計痛めるだけなので極力咳をする事を避ける。こいつはわざとだ。
「お前の自己主張なんてどうでもいいからさっさと黙れ!」と怒鳴った。
ノドが痛い事を主張するための咳。自己主張のための咳。威厳を象徴するための咳。うざい。うんざりだ。
それでも咳をする事をやめない。
「そんなに苦しいんなら首掻っ切って今すぐ死ね!窒息死しろ!」と怒鳴る。ただでさえ国道沿いの部屋で車の音やどっかのバカの叫び声でうるさいというのに、本当にイライラする。
幼い頃からよく「お前は音に対して神経質すぎる」とか言われてきた。
「服も着替えない、部屋もメチャクチャな癖に神経質で、その矛盾なんとかしろ」とか。
自分(親)を納得させるためにつじつまを合わせた行動をしろという物言いはメガビの家畜と同じだな。こういう奴は嫌いだ。
誰がてめえなんかの自己満足で動くかよ。
自立する目的も意味もしたい事もないので家に住み続けて学生をやっているだけで、俺は家族が嫌いだ。といっても、弟とはごくたまに親しく接したりする事もあるけど。
音や自己主張はもちろんだけど、昔からその卑怯な性格を憎んでいる。
というか、母親と関わる時によく思うのが「本当に憎みあった親子だよな」と。それを思うたびにプッと吹き出しそうになる。ドロドロした家族ドラマみたいで笑えてしまう。
俺が側を通るだけで睨みながら、視線を俺に向けたまま移動する母親。
俺の方から話しかけみた場合、無言で睨んで見せるだけ、という事が多い。
「憎しみ」という感じで面白い。必要以上に俺にその「憎しみ」を見せようとする。笑える。昔はよく「手をついて謝れ!」と事あるごとに土下座を強要したがっていた。
震災後大阪に住んでいた中1の頃、学校に行くために家を出ようとしていた俺に対して母親がヒステリーを起こして襟首を掴んできたので、母親の腹をヒジで思いっきり打った事があった。
母親は「くぅぅ・・」と言ってうずくまった。親を殴ったのはその時が初めてだったけど、それ以来母親は殆ど俺を殴らなくなった。蹴りを入れてくる事もなくなった。事あるごとに嫌味を言ったりヒステリーを起こしたり、は今だに続いてるけど。何か、昨日金八を観ていて話の中で母親の暴力とかがよく出てくるのでそんな事が思い出された。
とりあえず今日は親に関する愚痴を色々思い出したので書いてみる事にした。というか、俺は常に親が嫌いだ。
都合の悪い事は誤魔化して「お前が何を言ってるのか分からない」と、まるで「身に覚えがないから自分には理解できないんだ」という事の証明のようにお決まりの言い訳を吐く親父の卑怯さは、ショタコン親父に通じるものがある。
親父を嫌いな一番の理由は、やはり顔がジョン・ゲイシーにそっくりだからなんだろうな。嫌悪感を持っている。そいつの顔写真を見た時から「これは親父だ」と感じた。本当にそっくりなのだ。
「こんな親父に少年が・・」と、俺の欝の原因になり続けていた。
ここでこうやって書いてるだけでも胸糞が悪くなってくる。

バッタを食べる女が居た。
俺は巨大なバッタを何匹も捕まえてくる。
バナナくらいの大きさで脚も太くて気持ち悪かった。
バッタを握りながら「食べさせ続けたらこの女も緑色になっていくかな」とか考えた。
リヴリーとかいうペットゲームの影響だろうな。
他にはセミもたくさん捕まえた。
俺はセミを気持ち悪いと感じている。
元々虫は好きだったんだけどな。いつ頃からか気持ち悪く感じられるようになってきた。
今日は午後1時頃に目が覚めた。
小説も読み終えてしまって、とても暇だ。

午後7時頃になり、本屋に向かった。
外は暗くて雨が降っていた。
いつもと違う道を通った。
駅前の本屋がなくなっていた。
数日前に来た時はあった。
「10月25日をもって閉店しました」と書かれた張り紙が貼ってあった。
俺が中学の頃には、すでにその店はあったと思う。
「ご注文されていた方は〜店にありますので」みたいな事が書かれてあった。
その店より少し北に上った場所にある店だ。
それまで店の名前や看板など見ずに利用していたので、同じ系列の店だったのだという事を初めて知った。
北にある店に向かった。
歩いている時「この街は好きな子が住んでいる街でもあるんだ」と考えた。
「その子もこの場所に着たりするんだろうな」とか。
その店に着いたので物色したけど、欲しかった本はなかった。
その店を出て信号待ちをしていながら「そういえば、今日は少年の事で悩んだりしていないな」と思い出した。
虚しいような寂しいような気分になった。
どう人生を送っていけばいいのか分からなくなった。
信号の向こうに古本屋があったので、そこに入って探してみたけど、その店でも欲しかった本は見つからなかった。
それぞれ200円で「ジェニィ」と「朗読者」の2冊文庫本を買った。
ジェニィは男の子が猫になってしまってロンドンの町に放り出されるという話。朗読者は15歳の少年が熟女と恋に落ちるという話。
現実逃避も込めて、休日中の暇つぶしが必要だ。
帰りにコンビニでタバコ2箱と唐揚げを買って帰った。
ガンダムSEEDを1話だけ観て、しばらくボーっとしていると、また虚しいような寂しいような悲しいような気持ちがおそってきた。

弟の友達が数人着ている。
俺は自分の部屋でさっき買ったばかりの本を読んでいるのだが、野太い声や麻雀のジャラジャラした音や携帯の着信音がひっきりなしで、本当にイライラする。
大学生の笑い声とか話し声とか、俺がショタコンのせいもあるのか本当に汚いものに感じられる。
多分朝まで続くのだろう。うんざりだ。
弟は頻繁に、当たり前のように知り合いを泊めるので、殆ど溜まり場状態だ。
俺は、まだ普段から同級生と遊んだりしていた時期でも「今日泊めてくれよ」と言われるたびに、色々と理由をつけて断っていたくらいだ。
それくらい、俺は他人が家に入る事が嫌いだ。
本当にいい加減にしてくれ、と思う。


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