リュカの日記

2004年09月11日(土)

少年への感情が薄れるのも、あの子がそれを残念だと言ったり、好きになってくれた子が居たんだというのがあったから恐れていた。
でも、実際あの子には嫌ってもらわないといけなくなったし、普通はショタなんかに色々思われるだけで少年は嫌がるものだから、そういう感情が薄れつつあるなら薄れてもいいのかもしれない、と考えた。

また眠っていたようで、午前2時過ぎに目が覚めた。
この日記にアクセスしてる中で書き込み時間等から怪しいと思ったホストを板に誘導してみた。
書き込みIDが粘着のものとは違っていたので失礼しましたと謝った。
「人が壊れていく様がリアルに観察できるから」と言われ、何だこいつはと思った。何の漫画のキャラクターだ。
昨日の午後に誘導したサイトで粘着のものと思われるIPを発見した。
時間帯から10個のうちのどれかだという事は分かるが、ハッキリするまで保存しておく事にする。

この前MXでゲーム仲間のラリ太から映画を5本もらった。
一本につき15分ほどで落とせた。
「エルム街の悪夢」
「ぼくは怖くない」
「箪笥」
「es -エス-」
「アイ、ロボット」
そのうちの「ぼくは怖くない」を観た。
誘拐されて穴に閉じ込められている少年と誘拐犯の一人の息子である少年が関わっていく話だ。
誘拐犯の息子の少年が主人公で、穴に閉じ込められている少年を見つける。
閉じ込められている少年が出てきた時、最初目を潰されてるのかと思ってゾッとした。その少年は、顔はそんなに似ていないのだけど面長の顔や出っ歯気味の口や高い声が好きだった後輩にかぶってしまう。
主人公が閉じ込められていた少年を外に出してあげる。
黄色い草が茂っている原っぱで、その少年がもうすぐ殺されるかもしれないというのに「キャハハハ」と甲高い声で笑い転げていたのが凄く不憫に思えた。
そういえば、以前は毎日のように後輩を思い浮かべていたのに、あの子に話を聞いてからは後輩と入れ替わってしまった気がする。
後輩の存在がリアルに感じられなくなっていった。
あの子に対してはどうにもならないのが分かっている。
6年も経って、もう2度と中学生の後輩と関われないのと同じように、あの子の過去も変えられないので100パーセント手が届かない。
結局忘れていくしかないんだろうな、と思う。
大事に思える存在との関わりも、長い人生の寄り道みたいなもので全てにしてはいけないんだろうな。
でも、そういう言葉は大きな目標や使命を持った人間の台詞で、優先順位から言ってもやっぱり俺にとっては一番大きな事だった。
少年の存在以上には、自分の人生に興味が持てない。
9月11日か。
去年の同じ日にちでは、まだあの話を聞いてなくて絶望してない。
浮かんでくるのはしょうがないけど、もうあまり自分から無理にあの子を思い浮かべたりしないようにしよう。この日記へのアクセスも、あれからあの子らしき人物は見かけない。
少しだけ自分の身近な人生にも目を向けてみる事にする。
気持ちを入れなおして、後期からは少しだけ学校の事にもやる気を出してみるか。
卒業後の就職だって、工場勤務や製薬関係でなければ清掃員だろうが運転手だろうが何でもいい。したい事も何もないから将来の生活なんて気楽なものだ。不安がない。
俺は酒が憎いしギャンブルにも興味がないので、ただ生きていくだけならどうにでもなるだろう。
さっき母親が俺の部屋に着て「ポーチに電気つけたやろ。楽しいか?」と言ってきた。別にわざとつけたわけでもなく、他のボタンと間違えただけだ。
「楽しいんやろ」としつこく言ってくるので「楽しい。楽しすぎる」と答えた。
自分で聞いてきた癖に「何がそんなに楽しいねん。電気代ばっかり払わせやがって」と言ってきたので「楽しいからに決まってるやん」と答えた。
舌打ちしながら「もう、家族やないな」と睨みながら言ってきたので、つい吹き出して「あはははは」と笑ってしまった。
何かデジャヴだ。
今と同じようなシーンをいつかの夢で見た記憶がある。

二本目の映画「es -エス-」を観た。
募集で集められたバイト達を囚人と看守に分けて、どういう反応を示すかの実験をするといった内容だった。ドラマ版リングでも同じような実験が出てきた事がある。
子供は出てこなかったし、囚人も本当の犯罪者じゃないから、少年の事に関連付けてしまう事もなく客観的に観る事ができた。
途中で映画の中のプレッシャーを受けて、少し身がすくむ感じになった。

また粘着のレス時間と日記へのアクセス時間かぶってるし。

やっぱり、引きずらないのは無理そうだ。
寝ようと思って横になっていると、嫌でも浮かんでくる。
そういう目に合わされていた事を、一生悔やみ続けよう。


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