リュカの日記

2003年07月06日(日)

昨日は朝の6時過ぎ頃まで起きていた。
寝る少し前に外の方から男の怒鳴り声が響いてきたので、窓の外を見てみた。
下に車が止まっていて、車の持ち主の男が夫婦らしき二人組みに因縁をつけていたのが見えた。
「どないしてくれるんじゃヴォケェェ!!!」とか「ええから車乗れや!!」とか「今持ってる金全部出せ!!!50万や100万じゃ足らんぞ!!!」と怒鳴り散らしていた。
因縁をつけられている夫婦らしき二人組みの女の方が「すいません」とか言って、財布を出したら男がその財布をひったくって「ヴォケ!!!」と捨て台詞を吐きながら車に乗ってどこかへ行ってしまったのが見えた。
夫婦らしき二人組みの男の方は終始無言だった。

今日は10時過ぎに目が覚めた。
起きてからしばらくするとまた気分が沈んできた。
昨日メガビで聞いた話やショタのメッセ相手と話した事が思い出された。
タイプの子に関する話を聞くたびにいちいち気分が欝になる。
ショタになる前はこんな事を感じたりすることはなかったので、とても楽だったように思う。
メッセ相手に「リュカは少年全体に対して片思いしているような状態なのだろう」と言われた。
「タイプの子のみ」なのだが、なるほど、と思った。
これじゃ本当にキリがないな。
「俺だったら自分が好きな子がそんな状態だったら死ぬかもしれない」と言われたのだが、俺はどうなんだろうな。
少年をそこまで支配している奴が存在するというのが、とても嫌な感じだ。
午後4時過ぎに、気晴らしに原付の慣らし運転をしに行くことにした。
今まで一回も原付では行った事がないのだが、「六甲アイランド」という人口の島に行ってみることにした。
普段ずっと家に篭っているぶん、国道とかを走ってみるのがとても気持ちよく感じられた。
行ったことのない場所なので、到着するまでにかなり迷った。
島と本土?を繋ぐ大きな橋がかかっていて、周りには海が見えた。
島に入ってみると、やはり本土とは全然雰囲気が違っている。
神戸は坂のある街なのだが、島の中は真っ平らだ。
空が曇っていたせいか、街全体がとても落ち着いた感じだった。
とても同じ神戸とは思えない感じで、少しお洒落な街に見えた。
記念に何枚か風景写真を撮った。
しばらく色んなところを見て回ってから、カフェがあったので外の景色を眺めながらマッタリと過ごしてみることにした。
「この島の人たちは、殆ど島の外に出ることなく生活を送っているのだろうか」とか「島の中には何でも揃っているんだな」とか考えていた。
海を隔てて、この場所だけ外界から隔離されているのか、と思えて少し落ち着いてきた。
こういう場所の雰囲気に少しだけ憧れる。
将来こういう場所に住んでみたいな、と思えるのだが、将来なりたいものが何もない。
そのまま一時間ほどボーっとして過ごした。
やはり神戸はいい街だな、と改めて実感した。
とりあえず暇つぶしができたので、家に帰ることにした。
家に帰ってからさっき撮った写真をPCに保存した。
確認してみると、イマイチよく撮れていなかった。
しばらくすると、また昨日聞いた話などが頭に浮かんできて気分が沈んできた。
なんだか、とてもおさまらない気分だ。
家にいる時に欝になって外にいる時に楽になれるのが、普段とは逆だな、と思った。

その話をしていた少年と少しだけメッセで話した。
とりあえず縁が切れそうな方法とかのアドバイスもしてみた。
でも、その子がされた事とかかなりリアルに意識させられてまた欝がぶり返してきた。
加害者に対して少しだけ健気なことも言っていた。
自分が被害者なのに、そういう健気なところを見ていると本当に痛々しい感じがする。
まあ、俺も少年のそういう部分に惹かれてショタになったというのもあるんだと思うけど。
ボーイフレンドの子も、その子の事を結構気にかけているみたいなので、少しだけその事で話をした。
その子も「許せない」と言っていた。
陰鬱な感じになってきたので話題を変えた。
今日行ってきた人工島の写真をボーイフレンドの子に送って見せてみて、それについて色々と話をした。
今日一日ずっと気分が沈んでいたのに、その子と話していると今までの気分が嘘のように消えてしまってとても楽しい気持ちになってくる。
「こういう場所だったら〜」という話になって、とても気分が和んできた。
その子の精神年齢はめちゃくちゃ幼い。色々と夢を与えてくれるような事を言ってくれる。
俺はこの子に今までも随分と救われてきたんだな、と改めて実感した。
そういえば、日付も変わったし、今日はもう七夕なんだな。


 < 過去  INDEX  未来 >


リュカ

My追加