リュカの日記

2003年07月05日(土)

今日は午後6時過ぎに目が覚めた。
窓の外はすでに日が沈みかけていた。
しばらくメガビをROMってから外に出てみることにした。
家を出た頃には、すでに外が真っ暗になっていた。
この昼夜逆転の空気感は嫌いじゃない。
引きこもっていた時期は毎日昼夜逆転の生活で、開放感があったような気がする。
まあ、実際にはその頃には別のことで色々なプレッシャーがあったわけだが。
まずは古本屋に向かってみた。
すでに夜になっているのに、寝起きの感覚がある。
この感覚が、なんだかとても好きだ。
古本屋で漫画を2冊買ってからビデオ屋に向かうことにした。
ビデオ屋に向かうまでに少し遠回りして散歩をしてみることにした。
山側に向かって歩いて行って、線路沿いに西に向かった。
昔よく溜まり場にしていた公園があったので一服した。
公園の雰囲気もだいぶ変わっていて、土曜の夜だというのに誰も人がいなかった。
昔からあった石でできた慰霊碑や時計、ベンチはまだ残っていた。
そういえば、ある時間帯にこの時計の下にいると幽霊が出るといういわくつきの時計だったという事を思い出して少し背筋が凍りそうになった。
この場所の雰囲気がとても懐かしくて「自分はいつから子供じゃなくなったのだろう」と思った。
懐かしいものをよく求めてしまうのだが、同時に虚しく感じてしまう事が多い。やはり、そういう何かを求めてしまうような依存性のあるものは、同時に不快感を伴うものが多いのだろうか。
たまに公園内を会社帰りのサラリーマンが横切っていく。
それを見ていると、今の自分は社会生活のしがらみから遠いところにいるような気分になれた。
ビデオ屋に行って「A・I」という映画を借りてきた。
帰り道に、仕事帰りのサラリーマンやOLなどを見かけて「人生何が楽しいのだろう」と思った。
生きている以上必ず何かに縛られていて、それがとても息苦しく感じる。
もうすぐ今日という1日が終わろうとしているのだ。
まあ、生活のリズムが狂っているから、あまり「1日」だという概念に捉われなくてもいいのかもしれないけど。

今メガビをROMっていてとても嫌な話を聞いた。
色々と悪戯されいる子がいて、その子が自分の状況がどんなものなのかを詳しく語っていた。
前からその事について少しだけ聞いた事があったのだが、自分が思っていた以上に酷すぎる状況だった。
実際に好きなタイプの子がそこまで酷い目に合っているというのが信じられない。
普通にそこら辺の女とかが弱み握られているような話でも、そこまで酷いことをされているという話は聞いたことがない。
その子が少年だから余計にそう感じたのかもしれないけど。
よりにもよってこんな可愛い子が・・・と。
自分がショタだから、同じような願望もある。
文章を読んでいると涙が出てきて死にたくなった。
タイプの子がこれでもかというくらい信じられないほど支配されている。
可愛い子をそういう風にした奴は死ぬほど憎くて殺してやっても全然足りないという感情がわいてくる。
でも、自分は何もできなくて何もしないのだろうか、と思った。
俺にとって、何よりも嫌な出来事なのに、ただの傍観者になってしまうのだろうか。
とても色々と考えさせられた。
どうすればいいのか分からなくなって、実際にそういう風な出来事がすでに起きてしまっているという事が分かって、とても欝でやりきれない気分になった。

欝でどうしようもない気分だったので、そのスレのリンクをショタ板に貼ってみた。
他に同じ気分になる奴が出てきたら少しは楽になれると思った。
それについて、今後それを防ぐためにどうするかという事を考えるという事になった。
俺は、すでに起きてしまった事実を許すことができなくて、その事実自体を認めたくなくて、これからの事とかを考えるだけの余裕が生まれてこない。
俺と同じように思ってる奴も出てきて、少しだけ安心した。
誰かが「[蒼い王子]という小説とそっくりだ、これはネタだな」と言った。
本当にネタだったらいいんだけどな。
俺は、相手の事を思っているというよりも、自分自身がそういう話を聞いて欝になるのが嫌という感じだろう。だから、できるだけネタだと思い込んでみることにした。
その後で、俺と同じような事でよく欝になっているショタのメッセ相手に色々と相談した。
今日聞いた話の事や、それについて感じたことなどを何時間も話した。
「潔癖症っぽいな」と言われた。
何時間も相談して、何度も思いっきり叫んだりしてみて、だいぶ楽になったと思う。
あまり意識しなければ、だいぶ楽になれるだろう。
そういう欲求があって、気になってまたそのレスを見に行くかもしれないけど。そうなると、また萌えたり欝になったりするのかもしれないな。


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リュカ

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