I.W.O.活動日誌

2002年10月12日(土) マイクを使い始めた

以前から、後ろの方にまで私の声が聞こえないという苦情があり、
ピンマイクを購入して使おうかと個人的にも団としても検討されていたのだが、
きょうは、講堂で使えるピンマイクが出てきた、ということで使わせてもらった。
使ってみると、何か変な感じではある。
自分が話しているのと微妙にずれて残響のように上から聞こえてくるので、若干しゃべろうとしているときの思考力が混乱しそうである。
体育館のステージなどでマイクを使うときにはそれほど違和感がないのだが、
たとえば学校のグラウンドなどで話すときはこのずれがすごく大きくて、
慣れないうちはわけがわからなくなってしまうのだ。
それでも、いちいち大声を張り上げる努力を要しないのは実にありがたい。
もともと引っ込み思案で人前に出るのが恥ずかしくて、目立ちたくない小心者なので、
きょうはマイクを使ってやたらと緊張(?)してしまったけれど、
慣れてしまったら、話さなくてもいいことまで話し始めて、
練習時間を減らしてしまうのではないかと実に心配である。
でも、たぶん、曲の説明など、今までよりもしやすくなると思う。

そんな初の試みの中でおもしろかったのは、最初の練習の曲の題を言ったときに、
後ろの方では用意してるのに、最前列の方がぜんぜんわかってなかったらしくて、始めようと思ったときに「何やるんですか?」と質問されたことである。
いつもと逆の現象が起きたのは、前の方の人たちにとっては、私の声が、
いつも聞こえてくるはずのところから聞こえてこなかったせいかも知れない。
ま、そのうち、みんなも私も慣れるだろう。

久々に「イマジン」「アニトラ」「君の瞳に・・」を1度ずつやってから、
「ど演歌3番」の、ソロ楽器確定を中心に練習を進めた。
「ど宴会」の前半に、拍子木のつなぎを入れ、演歌部門の流れを確定したら、
もう10分も残り時間がなかったので、「利家とまつ」をざっとやって終わった。

それにしても、感心してしまうのは、今回の演歌はあまり知らない曲が多いのだが、
演奏しているとひとつの歌に聞こえるのに、スコアを見ると、
その間に歌の題名が書かれている、つまり、途中から別の曲になっている点である。
別の歌らしいのに、くっつけても自然とひとつの歌に聞こえてしまう。
こんなことは、10代のころから、似たような歌ばっかと気づいていたことだけど、
こんな形で改めて痛感させられたのだった。


市民音楽祭の演奏曲は、次のようになる。
1、利家とまつ
2、「ど宴会えきすぷれす」前半〜拍子木〜「ど演歌えきすぷれす第3番」


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