| 2002年01月12日(土) |
「民謡まつり」に時間を費やす |
先週の土・日の黒幕との相談で、きょうの練習中に「日本縦断民謡まつり」のテープを 4本作って、きょう、明日中に民謡各グループに配布することになった。 録音はDATウォークマンを持っていけばできるのだが、 家に帰ってからダビングするなんてことはできないようなので困った。 いざとなれば、コンポからカセットデッキとアンプだけ外して持って行くことにして、 何とかラジカセ程度のものでDATとつなぎたいものだと思った。 ところが、最近のラジカセは外部入力端子も内蔵マイクもないのが普通である。 昨日、職員室である先生からダブルカセットのラジカセを借りることはできたけど、 これも、外部入力はまったくできないものだった。 せめてマイク入力端子でもあれば何とかなるわけで、 夜団員に電話をかけまくって探すしかないな、と 念のため、両側がステレオミニプラグになってる接続コードを買って帰った。 帰ってから子どものラジカセを見たら、娘のが裏側にマイク端子を持っていたので、 これを使うことにした。あまり良好な録音は期待できないけれど、贅沢は言えない。 まず、DATに録音しつつ同時にカセットテープにも録音する、 次にそのカセットテープからダブルカセットでダビングしつつ、 DATテープからもダビング作業をすれば、1本分の時間が節約できる。。。 きょう、昼に出かける前に、その実験と音量調整などをやっておいた。
さて、録音の準備はこれで万端だけれども、問題なのは演奏者である。 たとえば、去年のある日のようにTp0人だとかClひとりとかだとお手上げである。 そう、舞台裏というのはいつもハラハラヤキモキで大変なのである。 実際、6時半に講堂に入ったときには、職長ひとり隅っこで楽器を組み立てていて、 その広々とした空間を眺めると先行き不安が的中しそうな予感がした。 ところが、意外にもきょうは続々と団員が集まって、 合奏開始後15分あたりまでには、Clの4人、Tbの3人というのが少なめと 言えるほどに、各パート全員かあとひとり状態まで集まっていた。 実にありがたいことである。
「民謡まつり」は2度ほど演奏したことがあるけれど、初めての人もいる。 とりあえず1回通して、もう1度修正しながら練習した。 5分間の個人練習時間をとって録音に入ろうとしたら、 聞きに来ていた民謡グループのリーダーの方から、 「ドンパン節」のところをこう演奏してもらえると一緒にやれる、という 提案を受けた。それは少々複雑な変更を要する提案だったけれど、 加われるところがあれば加わってもらうというのがこの曲を使う目的なので、 さっそく黒板に書きながら、まだ多少混乱しながら説明し、 試しにその通り演奏してもらったら、民謡のおじさんから大きな○のサインが出た。 これも取り入れた形で録音をした。 案が二転三転し、約2ヶ月間、憂鬱に悩まされたこの計画も、 やっと解決に向かって行くだろう。 これからまた別の注文が来てさらに変更があるかもしれないけれど、 それはそれでおもしろい経験ができると考えることにしよう。
残った時間は10分しかなかった。 「マンボ・イン」と「ヴァレンシア」の第6曲だけざっとやっておしまいになった。 きょうは集まりがなかなかよくて、録音のためにも助かったことは確かだが、 これだけ集まってくれたなら、本当は定演の曲に専念したかったと思う。 ちょっとくやしい思いもある。。。
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