I.W.O.活動日誌

2001年07月15日(日) 魔の夏が近づいた

仕事が休みの土曜日は、たいてい5時ちょっと前に出て岩倉に向かうのだが、
いかにも外が暑そうで、廊下の窓から外を眺めただけで頭がクラクラしそうなので、
出かけなくないなぁ、、、と束の間、悪い誘惑に取り憑かれた。
外に出ると暑い、車に乗るともっと暑い、エアコンが効くまでたまらなく暑い、
シロフォンを積み込むのにさらに汗をかくだろう、そして、走り出したら、
あそことあそことあそこでうんざりするような長〜〜渋滞。。。
こんな風にろくなことが思い浮かばないので、出るのがイヤになるのである。
でも、この暑さや悪い誘惑のことを「魔の夏」と呼ぶわけではない。
土曜日の夕方になって出かけるのが億劫になるのはちょいちょいあることだし、
それでやめてしまった試しはないから、結局のところはどうしたって出かけてしまう。
しかも昨日は不思議なことに、うんざりするような渋滞もほとんどなかった。
江南あたりを走っているころには出がけの悪い誘惑など忘れてしまっている。

・・・な〜んて、あんまり私的なことばかり書いていると、
頭上に玄翁が降ってきそうなので、そろそろOFF にして、
「魔の夏」というのは、練習場が閑散とする夏休み、ということである。
例年、8月の前半が最悪なのだが、そろそろ兆しが現れるころなので、
毎週、きょうは合奏できるのかな、、と心配しながら練習に向かわなければならない。

昨夜は、クラ2、Tb2、Hn1、Euph 0、Tub0と、案の定に近い面もあったが、
最近姿を見せなかった人もちらほらといた。
特に、公民館の駐車場に着いたとき、薄汚れた野球のユニフォーム姿のおじさんが、
Tpケースを提げて立っているのを見たときは衝撃的だった。
どこかの野球チームの応援団のおじさんではないのである。
今年高校にめでたく正採用になって、野球部の顧問にされてしまったIクンが、
きょうは珍しく部活が早く終わったということで、そのまま駆けつけてきたのである。
彼の登場は3カ月ぶりである。
彼の場合は1日中炎天下のグラウンドであくせくしていたわけだし、
他の団員だって、練習に来る前、どんな環境で仕事していたかもわからない、
出がけに「わぁ、暑そ〜〜」と思っただけで悪い誘惑にとらわれてちゃいけないね。。。

さて、「ルパン」を軽くやった後、民謡の楽譜を配って試奏してもらった。
これは、2月の「わくわくコンサート」で民謡のサークルと合同演奏をする、
その準備の準備といった段階の試奏である。
ところがいざ音を出してもらうと、恐れていた以上に使えそうにないことが
はっきりして、困り果ててしまった。
こうなったらいっそ民謡の方から歌っているテープをもらって、
それに合わせてこっちでアレンジした方がいいだろうと、
休憩時間に〈玄翁〉と相談した。
・・・でも、考えれば考えるほど、妙な企画に思われる。
民謡の人たちも自分たちの伴奏にあたるものを持ち込むだろうから、
伴奏が2重になってしまう。。。 我々の役割がわからない。。。
その休憩時間に、合唱との合同もすることになったと聞かされた。
「ハレルヤ」と「翼を下さい」と少年少女合唱団の指導者のオリジナル曲という曲目で
話が進んでいるそうだ。こういう合同はわかりやすくていい。
あちらは歌い、こちらはその伴奏をする、しかも楽譜どおりだから。

民謡の試奏はさっさと見切りをつけて、いつもの練習に戻ろうと、
「マンボ・イン」をやろうかと思ったが、Tpが6人並んでいるのを見て、
「ハレルヤ」をやることにした。Tpに特別練習の必要な曲だから。。。
ホントはTbもなんだけどな。。。 Tbなかなか集まらないなぁ。。。

「ヴァレンシア」は「セレナーデ」だけまず少し時間をかけた後、
第1、2、6曲とぶっ通してみた。
メロディーがところどころ抜けてしまうのだが、なかなかおもしろかった。
やっぱりあとは第5曲だけにしよう、とほぼ決心した。


 < 過去  INDEX  未来 >


I.W.O. 監督 [MAIL] [HOMEPAGE]