待ちに待った(人もいるそうな)定演ビデオが、ついにリリース!! 練習後、出張販売員の〈きしめん〉のまわりは黒山の人だかりで、 用意してあった紙袋の中の○万本のビデオは飛ぶように売れてしまい、 追加を車に取りに行かねばならないほどだった。 ・・・まぁ、多少の誇張はあるものの(冷や汗、冷や汗 (・.・;)、 大体はこんな光景であったことは間違いでない。 (追加を取りに行ったのもホントだけど、私がSビデオちょーだい、と贅沢言ったため)
ちなみに、私は、毎年どうもこれをみるのは気が進まない。 結局ひととおりはちゃんと見るのだけれど、どうも落ち着かない。 たいてい妻が先に見ているところへ、たまたま通りかかってそのまま見てしまう、 そして、翌日やっぱりいろいろ気になるので、点検のために見直す、というパターン。。。 ひととおり反省したら、もうほとんど見ない。
ひとつには、日ごろ人前に自分の姿をさらしていながら、 自分の姿をふだん見ないですんでいるから何とか生きていられる、みたいな、 実に身勝手で無責任な感覚のため、、、かな? とにかく、自分が画面に映っていると、気まずくてしょうがないんですね。 おまけにさぁ、、職長、ネクタイ結ぶのに難儀しているところを長々と撮ってるんだもんね。。 ひどいよ、あれは。。。 ( . . ;) ウジウジ 年に数回しかネクタイとおつきあいしないもんだから、不器用が丸わかり。
ま、それはともかく、もうひとつは、「あれ? こんなに速かったっけ?」 と思うところが多くて、これもまた、実にもどかしいから。。。 速い部分が速いのはまだいいけれど、ゆっくりの部分が速いと、落胆。。。 ビデオでもカセットでも、たいていこう思ってしまう。 ホントに本番は自分が思っているよりも速いものなのか、 それとも機械のせいなのか、機械のせいにしてしまいたいけれど、 でも、実際そうだったような気がしないでもないし。。。 それに、同じビデオを再生しても、テレビのボリュームを絞って聞くのと、 ステレオにつないで普通に聞くのとでは、やっぱり聞こえ方が違う。
そんなBOYAKing は置いといて、ただ、今回反省材料になったのは、 少々せっかちに聞こえてしまうのは、要所要所の微妙な「ため」が甘いのかも知れないな、 ということだった。
でも、あの最後の「本番前の風景」はなかなかおもしろかったね。(ネクタイは別) 特に、Tpのサザンの練習風景といい、「あ〜ら奥様」といい。。。
・・・あれあれ、無駄話が長引いちゃった。。。
練習は、最初は「ハレルヤ」。 この曲の最大の課題は、合唱なしで演奏してもおもしろいかどうかにある。 その点、今回が久々の2回目なんだけど、まだ疑問。。。 ただ、また今回もクラが3パートひとりずつという、木管の薄い状態だったので、 まだ判断するには早すぎる。 木管が厚くなった状態で、TpやTbの合いの手がびしっと入ったときに、 おもしろいかどうか、まずそこまで行かなきゃいけないし、 〈気が利かない妻〉の珍しく気の利いた発案で、 シンセで合唱部分を加えるという方法も検討中である。 シンセは歌詞までは発音してくれないけどね。。。 無料で賛助出演してくれるようなゴスペル合唱団があるとは思えないし。。。
「ルパン」を1度通すだけのつもりでやり始めたら、Tbソロのところでびっくり。 〈こるとわ〉クン、この1週間猛練習してきたか、見違えるように、堂々と。。。 しかも、目をつむって吹いているので、ここで試したくなった。 このソロを伴奏に邪魔されずに聴かせるためにはどこまでやるべきか? で、ソロが終わったところで止めた、、、つもりだったのに、 前の方の奏者は演奏をやめてくれたけれど、後ろの方が気づかずに続けている。 ドラムとベースとTpぐらいの形に近くなって、 旦那の乗りに刺激されたか、〈うどん粉(妻)〉のTpソロもいつになくはりきっていた。 すでに演奏をやめている連中も、オロオロしながら結局聴き入っていたようだ。 やっと演奏が中断したとき、「いい乗りだったよ」とほめてさしあげた。 今度は立ってTbソロを吹いてもらい、他の人たちにはもう少し抑えてもらうことにした。 けれども、やっぱり今ひとつ聞こえにくい。たぶん、音域の問題で。。。 それで、本番の際には、このTbソロには舞台前面に出てきてもらうことに決めた。
その後、「マンボ・イン」と「ヴァレンシア」の第1・6曲をやった。 第1曲をやっているときに、なかなかTpがうまく入ってこないな、と思っていたら、 〈柿ぴー〉がいきなり「私の楽譜、14番の後に14番があります!!」 そこでしばし混迷の3分間、楽譜の点検をしたところ、 パート譜写譜時点でのダブりではないかと、とりあえず判明した。 こういうことも大いにあることなので、何でも自分のせいにしないで、 疑問点はこのようにどんどん出してもらえるとありがたい。
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