I.W.O.活動日誌

2001年04月14日(土) 落ち着かない取材日だった。。。

公民館に着いて、車を停めているときに、
放送局の人らしいのが、機材をもって歩いているのを見て、
あれ? 取材日きょうだったっけ。。。
BBSでの黒幕からの連絡は読んでいたけれど、
それが今日のこととは全然結びついていなかった。

それ自体は別に困りはしないのだけれど、
どうも、取材の意図とか段取りがよくわかっていないと、
何をどうしたらいいのかよくわからなくて困るのである。

わからないまま、合奏の時間になった。
とりあえず、「あの日聞いた歌」の試奏に入った。
この楽譜は・・・偶然である。
岩倉に車を走らせながら、昨日届いたPOPSTAGEのCDを聞いていた。
1枚目のCDの中のこの曲に、珍しく「よし!!」と思っていた。
珍しく、というのは、こういう文部省唱歌みたいなのは、
ちょっとくらい編曲がよくても、今まではやる気がしなかったから。
でも、この編曲にはちょっと興味が生じた。これは使えるかも・・と。
その楽譜を、なんという偶然の一致か、団長が買っていたのである。
団長はこのCDを聞いていない。〈閃き〉で買ったようだ。

「あの日聞いた歌」が一通り終わったところに、黒幕が来た。
(あとで聞くと、この間彼はインタビューを収録されていたそうだ)
きょうの取材は、全国の、衛星放送設備のある郵便局のテレビで
放映されるのだ、という。・・・それはわかっても、
さて、どうしたらいいものか、、、先日と違い、音も入るなら、
もうちょっとちゃんと演奏できる曲に変えよか、というわけで、
相談の後、「青春の輝き」と「エヴァーグリーン」を指示。
楽譜の準備に少し手間取っている間も、入り口が開いたり閉まったりする。
「始まったら入ろうとしているな」と思ったので、急がせて開始する。
・・・・ところが、彼らはなかなか入って来ようとしない。
中断して、黒幕に「どういう段取りになってるの」と聞いたら、
「入ってもらいましょか」と立って出て行った。 あれ?(゜_。)?
やっぱり、どんな打ち合わせになっているのかよくわからない。

まあ、こんな調子で、大変落ち着かない練習になった。
自分でちゃんと打ち合わせに参加すればいいわけで、
市の行事などでは、積極的に主催者側に確認したりするのだが、
報道関係者となると、反対にできるだけ近寄らないように心がけてしまう。
指揮者にもインタビューなんて思いつかれちゃたまらない
なんていう警戒心を常に抱いているから、極力避ける。((((((^_^;)

演奏再開して「青春の輝き」も「エヴァーグリーン」も終わってしまった。
その間に収録も始まり、時折こちらで、あちらで、とライトが照らされる。
まだ収録は続きそうだが、どうも、ついこの間定演で終わってしまった曲は、
やっていてもおもしろくない。気持ちも何となくだれてしまう。
団長が「ユーミンポートレート」を配っておいてくれたので、
(3日の日誌を読んでくれたせいかな??)これをやることにした。
・・・いいなぁ・・・この曲の前半。。。 何度やってもいい。。
(練習後、団長も「ユーミン、やっぱりいいねぇ」と言っていた)
後半を「春よこい」と「真夏の夜の夢」に差し替えてやったのは、
(ここでHPを参照)ありゃ!! まだたった2回前の定演か。。。

さて、休憩時間にするのも気を遣う。
取材班のひとりに、「休憩にしてもいいですか」と尋ねたら、
「休憩時間のようすも撮りたいですから」と言ってくれたので、休憩。
ちょっと落ち着かない気持ちを立て直さないとね。。。

収録はまだ続くようだったけど、予定していた練習に戻ることにした。
「あの日聞いた歌」の譜読みの2回目を始めた。
オーボエ奏者も途中から加わっていたので、今度は全貌を体験できた。
この曲は、市民音楽祭にも使えそうだし、
定演1部の、3曲中の2曲目、または4曲中の3曲目あたりにも使えそう。
3、4週もやっておけば、仕上がり直前状態になりそうだから、
本番前にいつでも引っ張り出せるようにしておくといいだろう。

最後に「舞楽2」。出だしから、なかなか思うような感じにならない。
自分の中でも、イメージができているようで、
でも、こうして練習に臨んでみると、まだあやふやなようだ。


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