まつたなみの日記...まつたなみ

 

 

Traveling NZ -Auckland- Second Day - 2005年07月12日(火)

二日目
シェアした人が朝の6時に起きて、8時半くらいにインフォメーションセンターへ行きたかったらしい。そこで新しい、リーズナブルな宿泊先を探すために。だが彼女は時間を間違えて、9時に起きてしまった。時間を日本の時間のままにしていたらしい。
時差は日本より3時間進んでいる。10月の第1日曜日にサマータイム実施のため一時間繰上げされる。サマータイム時期は日本との時差は4時間になる。サマータイムが終わるのは3月の第3日曜日。私はあいにくサマータイムによる時間調整にあったことがない。だからどんな感じなのかよくわからないのだ。
私もインフォメーションセンター(以下アイ・サイト)へ行く用事があったので、彼女と一緒にスカイタワーにあるアイ・サイトへ行った。私はバスの時刻表をもらいに、そして次の旅行先であるロトルア−オークランド間のコーチバスを予約するために。だが、予約をしたあとに気づいたのだが、オークランドとロトルアの間のバスで、ツチボタルの鑑賞が出来る1日1便のコーチラインバスがあったらしい。あとで気づいた上に予算があまりなかったのであきらめることにした。
シェアした彼女は、今の宿泊先があまりにも高いから、宿泊先を変えることにした、とのことだった。今の宿泊先は無予約でチェックインしたので45ドルだったらしい。そこで安いところを探そうと思いつつどうすればいいのかわからないといっていたので、私がアイ・サイトを勧めたのだ。
それから彼女が来て、新しいところを見つけたのでそこへ移ることにした、と言った。私は少し寂しかったが、状況からして仕方がないのかな、と思った。彼女は30ドルで泊まれるホステルを探しているとアイ・サイトのスタッフに言い、探してもらったらしい。だがやはり、スタッフがチェックし終えたあとの言葉が、「この時期安くとも35ドルのしかない」ということだった。
やはりイングランド・ラグビーチーム「ライオンズ」が来ているせいか?私が日本から国際電話などでオークランドのホステルを探したときに、あるホステルのスタッフが言っていたこととまったく一緒であった。安いホステルがもう満室なんだな、と。

彼女と別れて、私はオークランドミュージアムへリンクバスを使っていった。リンクバスの値段は1.3ドル。最近「地球の歩き方」に載っている値段より高くなっているところが多い。リンクバスの運賃が1.2ドルと書かれていたのに。さらに最近、NZのドルの価値が上がってきているそうだ。
この日も雨が振ったりやんだりしていた。CHCHに留学していたとき、ホストマザーから、「オークランドは常に雨が降るのよ」と言っていたのを思い出した。まさにそのとおりであった。しかもこの時期は雨季らしい。日本で言えば梅雨。折りたたみ傘をさしてバスを待った。港に近いバス停だったので横から急に風が来た。傘が壊れないようにした。
リンクバスは、オークランドのダウンタウン周辺を循環する、さらに主要地から主要地へと路線が敷かれている。一律1.3ドルなので、遠くへ行けば行くほど安いかな?
そこで偶然、ライオンズの追っかけらしき人たちも待っていた。リンクバスがきたとき、彼らもミュージアムへ行くつもりだったようだ。一緒に乗り合わせていた、すこし小汚い感じのおじさんが、「次はミュージアムだよ、降りたらすぐ右へ曲がり、道なりに進めばいいよ」と、私だけでなく、他のみんなにも話していた。

空港では、知らない人がいきなり、「あなた○○(中国っぽい名前)?」と聞かれたり、「オークランド大学の学生?」と聞かれたりした。ホストファミリーとなる人が学生を探していたが見つからず、その人らしき人を見かけては声をかけていたらしい。
だが、私は、留学のときよりも今回の旅行&滞在でキウイの人たちからすごくよく声をかけられた。数など覚えていない。

さて、ミュージアムに行ったら、思いがけなくその中にカフェがあったので、ミュージアムを回ったら行くことにしたのだが。。。
NZのミュージアムはそんなに大きくないなんて思っていた私が馬鹿だった。早く回り終えるから、回り終わったらお昼ご飯をカフェで食べようと思ったのだ。しかし館内は思っていたより広かった!
Ground Floorはマオリの彫刻や狩のときの武器、装飾品や発掘品などが展示され、さらにマオリの神が祭ってあるといわれている模型の教会の内装があった。そこは靴を脱いであがらなくてはいけなかった。しかし模型なので写真は撮影しても大丈夫だった。さらに別のところへ行くと、マオリのカヌーがあった。カヌーの船尾は彫刻が施されている。カヌーの大きさだけでも迫力があったのでその迫力振りを引き出すつもりで写真を撮ってみた、とはいってもデジカメの電池が切れたので、携帯のカメラで。
次に、1st Floorへ。そこにはニュージーランドに生息する動物などの剥製が。これはカンタベリーミュージアム(In Christchurch)にもあったよね。さらにNZに生息する海の生き物が水槽で飼われていた。カニとか。
剥製は、もちろんキーウイやタカヘ、プケコ、ケアなど。NZを代表する鳥が多かった。ペンギンの模型もあった。
最後に2nd Floorへ。そこには第二次世界大戦に関する資料や実物にとても近い飛行機2機、そして日本兵についての資料映像が流れていた。私はこのような展示物を見ると本当に複雑な気持ちになる。日本がいかに馬鹿な行為をしたことか。これをみるたびに、戦争なんて、なんてむなしい、なんておろかなことだろうかと。傷つくのは弱い人たちだし、いいことなんて何一つ残らないでしょう。戦争によって重工業の生産が向上するという話を聞くけれど、生産を伸ばす方法なんてほかにもあるわけだし、悲しみだけが残る戦争なんてもうまっぴら。私は戦後の生まれだけど、戦争に関する色々な話を聞いたり読んだり見たりしているだけで目を背けたくなる。

さて、ミュージアムを回って3時間たってしまったが、カフェへ行って、お昼は食べた。キッシュを食べたが、あそこのは、一切れでもけっこうボリュームがある。だから一切れだけ食べることにした。晩御飯までそれほど時間が空くわけではなかったので。
オークランドまで行ってもなお、こんなもんなのか?
私の周りに座っていたアジアっぽい人たち、みんな日本人だった。
1テーブルには3人の男性、もう1テーブルには女性が。しかも仕事関係の人たちで。

ミュージアムを去って、それからどこにいこうかあまり考えていなかった。雨ばっかり降っているので、とくに行くところもなく。ただ、スーパーマーケットにまだ行ってなかったので、リンクバスに乗れば着くと聞いたことがあったので、それに乗って、スーパーがみえるまでずーっと乗った。乗車して約45分、New Worldが見えたので、降車するために窓に吊り下げられている紐を引っ張って、バスから降りた。値段や品揃えだが、Paki'n Saveとほとんど同じだった。
そこで偶然、同じBackPackersにとまっていた女の子がいて、ひょんなことで一緒に買い物することになった。彼女は和歌山から来た人で、以前はオーストラリアでワーホリで滞在していたらしい。だがビザが切れたので、今度はNZでワーホリで滞在するということだった。オークランドが雨ばかりなので少しへこんでしまった、と話をしていた。
私ももし、ワーホリ制度を結婚前に知っていたら、たぶん結婚を延期して、たとえ親に反対されようとも、一年滞在していたかもしれない。彼女がとてもうらやましかった。

ところで、パンテーンのトリートメントだが、以前はいろいろな種類のがおいてあったのに、何で今は一種類しかおいてないんだ?しかも10.98ドル(約880円)。最近こういった物が徐々に高くなってきているような。





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