まつたなみの日記...まつたなみ

 

 

Travel in NZ - Auskland for the 3rd day & Rotorua the 1st day - 2005年07月13日(水)

3日目 in Auckland
またしても雨が降っていた。今日は特にここに行きたい!というところがあって、なんとしてでも行くしかなかった。
タマキ・ドライブである。
一見「えっ?」と思うかもしれないが、「地球の歩き方」で紹介されたタマキ・ドライブ&ミッション・ベイがきれいに見えた、そして私は晴れた日に絶対に見ようと思ったのである。だが、この3日間の滞在で晴れた日なんて一日もなかった。仕方がないので曇り時々雨の天候ながら路線バスでタマキ・ドライブまで行くことにしたのである。
まずオークランド・ハーバーにバスターミナルがあるので、そこでタマキ・ドライブまで行くバスストップを探した、だが、バス時刻表兼路線図はあまりにもわかりにくく、バス停探しに迷ってしまった。ここだろうな、と思うところをぐるぐるまわって20分、やっと見つけたのである。
743番のバスに乗り、バスのドライバーにタマキ・ドライブに行くことを告げ、さらに一日フリーチケットを買った。これは$9で、約\720である。しかし私の頭の中では、NZ$=\100計算だったので、9ドルは少し高いなーと。
バスドライバーは中国系であったが、かなり親切な人で、私が日本人でもフレンドリーであった。そして私がタマキ・ドライブのミッション・ベイに降りようとしたら、ここより次のところで降りたほうがいいよ、と教えてくれた。その言葉に甘えて次のバスストップで降りたのだが、本当に親切!最後はもちろん「Thank you very much!」と言ってバスを降りた。
オークランドは天候や地形、周りの環境等クライストチャーチと比べるとがっかりする面があったりするが、日本人に対してクライストチャーチよりフレンドリーだと思う。そこが他民族都市を表している。オークランドではやはり日本人が多いせいか、アメリカのロスのときと同じように浮いたりしなかった。
さて、タマキ・ドライブは。。。海が見えていてきれいなのだが、雨が激しくなったのでカフェで時間をつぶした。外のテーブルといすに、普通に鳥が留まっていたり、店内に入ってきたりした。ああ、NZは本当に平和なほうだな。確かに犯罪は多いらしいが、動物を見ると、住んでいる人たちの人間性がでているような。日本なんて、治安がいいと言われているけれど、都会に住んでいる猫などを見ていると、人間が近づいたら逃げるもんね。お互い、これらはいったいどういう違いなのだろうか???
雨が弱まりそうなところで観光客のバスが停まった。そこから、日本人と思われる人たちが傘をさしながら海を見ようとしている。だが、雨がまた激しくなってきたので、海を少し見てすぐにバスへ引き返していた。そこで私はまたしばらく待つことにした。
再び雨が弱まったので、私は腰を上げてカフェから出、タマキ・ドライブのミッション・ベイへと歩いていった。海はきれいだったが、晴れていたらもっときれいだったと思う。海に面してサイクリングまたはウォーキングできる道がある。手前には噴水があった。この噴水に関しては「地球の歩き方」には載っていなかったが。

夜になるのがとても早い。5時半でもう暗くなる。しかしオークランドは大都市なので夜でも明るかったが。街をぶらぶら歩いているところで、ルームシェアを一緒にしている人とばったり会った。彼女から、
「今朝、アジア人がこの近辺で打たれたらしいよ」と。
私はびっくりした。なんでこんなNZで、銃があるんだ、と。
どこでそんなことがあったか聞いたら、ヴィクトリア・パーク周辺だ、とのこと。そしてあの近辺はうろうろしてはいけないなど、インターンシップ先で聞いたらしい。たしかにオークランドは都市だからか、犯罪ももちろん多いだろうな、と。そして日本が治安がいいと見られている理由がなんとなくわかったような気がする。

その日の晩、何日かぶりに晴れた。そして、私が泊まっていたホステルの向かいから絶叫の声が夜遅く、何度もこだました。そこには、バンジー・ジャンプを逆さまにしたバンジー・ライドというのがあり、どうしてビルがたくさんあるところにぽつんとあるのか。しかも最初に上昇するところはものすごいスピードで上昇するため、かなり心臓に来ると思う。そしてぐるぐる前後に回転しながら急降下。心臓の次は胃が浮く。もし私が乗ったらもう生きてられないんじゃないかな。半分死んでしまうわい。

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4日目
オークランドを一時去るときが来た。しかもこのとき、晴れているし。
ホテルをチェックアウトして、インフォメーションセンター“アイ・サイト”へ行き、日本に帰るときオークランドで一泊をするのでそのためのホステルの予約をした。しかしアイ・サイトでできないということになった。なぜならオーナーがそれを拒否していること、予約者が自ら電話してほしいこと、そしてクレジットカードのナンバーを必ずそこで控えないといけないことだった。こんなホステルも珍しいなーと思いつつ、しかたなく自分で電話してホステルの予約をした。
お昼ごはんに、以前から気になっていた中華料理屋へ行ったのだが、あまりおいしくなく、しかも量も半端でないので、残した。この料理屋と日本料理とで迷ったのだが、日本料理は日本に帰っても食べられるかな、と思って中華にしたが、かえって失敗だった。
ロトルア行きのバスを待ち、バスのドライバーがお昼から戻ってきたら、予約表を見せて乗車する。その前に荷物をバスの下にいれた。私のような長期型旅行者は、スーツケースよりバックパックが本当に動きやすいと思う。今回、バックパックのリュックを買うお金がなかったので、しかたなくスーツケースで行ったのだが、オークランドのように坂が多いと不便だ。
この日は金曜日の午後だったが、バスはほとんど満席に近かった。しかもこの満席状態がロトルアまで続いた。さらに最悪なことに、道の途中で雨が降ってきた。また雨か、とあきれた。そうしたらバスのドライバーがNZについて色々話をしていたのだが、この時期は雨季で雨が多いらしい。ああそういうなのかーと。
ロトルアに着いたのは5時15分。やはり時間通りに着かなかったが、このことはやはりNZで、気にしてないようである。そこで私はピックアップしてもらうため宿泊先に電話したが、誰も出なかった。ロータリーに行ったり、公衆電話まで行ったり、そのようなことを繰り返していた。30分待っても全然宿の人が来なかったので、仕方なくタクシーで宿まで行った。徒歩20分のところを4.6ドル(約370円)だった。
なんで迎えが来ないんじゃーと思いながらレセプションへ行ったら、そこにオーナーが!しかも、何度もアイ・サイト前まで行ったがいなかった、と。しかし、帰りのときは必ず送ります、ということだった。
オークランドにいたときに泊まったホステルより親切な人でよかった。
最初、2つ部屋を案内するので好きなほうを選んでください、とのことだったので、部屋を見た。まず、外人家族の部屋。次にこれから来る日本人女性とシェアする部屋。私は迷いなく後者にした。外人家族だと、子供が騒いだりして落ち着かないと思ったからである。同じ日本人だと、物を使うときもきちんとしていて安心だと思ったのである。
ここはモーテル並みに広くて、キッチンとユニットバスがシェアで、テレビもあった。だが、多少汚いところもあった。洗面所の窓がクモの巣で汚れていたり。あと、台所用洗剤とふきん、スポンジもなかったし、ランドリーには洗剤が置いてなかった。たいていのホステルには置いてあるはずなのに。
仕方がないので、台所洗剤、スポンジ、ふきんは自腹でホステルにおくことにした。
夜9時半くらいに日本人が来た。その人は5月末までCHCHで語学学校へ通っていて、今はNZめぐりをしているらしい。まさに、典型的なNZ留学をしている人であった。しかも京都出身なので、言葉もきれいな京都弁だった。
シェアする人が、パリス・ヒルトンかニコール・リッチーみたいなはちゃめちゃ女でなくて、本当によかった。


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