ゆうじの日記

2005年01月22日(土) 黄金狂時代

『黄金狂時代』感想。
ゴールドラッシュのアラスカ。金塊を求める人々の中にチャップリンの姿。雪がふぶいているのに、帽子にステッキのあのスタイル。
崖を歩いていると後ろからクマが。しかしチャップリンは気づかずに歩く歩く。観客である僕らだけが心配する。クマはやがて道をそれて別の道へ。
あー、よかったと僕らが思う頃にチャップリンは後ろを振り向く。うん、なんにもないな。何も知らずにまた歩き始める。人生の一場面を感じさせる見事なシーン。

また違うシーンでは大男とチャップリンが同じ小屋で寝ている。寝ている間にすごい吹雪で小屋が流された!
そして断崖から半ば飛び出している小屋の姿。その姿は観客だけが知っている。
何も知らずに目を覚ますチャップリンと大男。それぞれが左と右にいるうちはバランスがとれているが、大男のいるほうに動くとなんだか床が揺れている気がする。大男も変だ変だと思い始める。きっとお腹が減ってるからさ、とチャップリン。
いや、やっぱり変だ。じゃあ僕が外に出てみるよ、と崖のほうの扉を開けた。なんと!あるはずの地面がない!

ドリフのコントでも見たようなこのシーンはほんとに楽しい。吹雪で流されているあいだ字幕に出る「吹雪は二人を思わぬ場所へ…」。思わぬ場所ってどこだろう?と思ったら崖からはみ出した小屋の姿。うへー、マジかよ!と驚く観客。まだ状況に気づかない二人は小屋の中をいったりきたり、絶妙なタイミングでバランスをとっている。観ているこっちはハラハラドキドキ、クスクス笑えて実に愉快愉快。

淀川さんを意識して『黄金狂時代』の感想を書いてみた。「ひらがな」の文章の練習。


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