世の中がスローダウンしているというよりは今やスローが大流行なのでそういう流れとは無縁のところで、生まれてこのかたずっとのんびりと自由にやっていたような人たちが、あっちこっちから発掘されては取り上げられている感じで面白くもあります。ちょっと食傷気味でも、中には想像をこえた素敵なものとの出会いも時々あって嬉しい。つい最近ではもしこんな風潮がなければ見つけることも叶わなかったかもしれない漫画家の、常識や流行にとらわれないのびのびとした表現に出会いました。そういう時はもう確かめる前から絶対的ないい予感で頭がいっぱいになるのでドキドキしながら確かめたらやっぱり大好きな感じだった。結局のところ漫画も言葉の力によるところが大きいなあといいうのを再確認。自分の漫画の読み方がそうなだけか。

カバンの中のスタンガン 星より密そかにGPS
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