tdd diary

2006年02月12日(日) stand up & win

お昼過ぎivyで買い物。そのあとすぐ近くのビルで個展をしている奥まゆみさんの「℃ おんど」を観に(写真日記参照)。本人がいらして、久しぶりに色々と立ち話。色々新しいことや楽しいことの話ができてよかった。私もやりたいことをちゃんと始めたい。奥さんと話して、ここのとこぼんやりしてた感じに喝が入りました。結果が分かりきってると思えることも、自分でやってみないと何にもならないなあとか。あと、ちゃんと色んなものを自分の目で見ていこうと思ったりしながら、ヒルサイドパントリーでパン買って渋谷へ。シネマライズで3週間限定上映のマシュー・バーニー「拘束のドローイング」。阿波踊り、茶道、変な液体、などなどこの人の独壇場@日本の海。アートのことはよく分かりませんが、この人の作品観てると独特の世界観でドキドキするのと同時に、ド素人の自分は頭の中で銭勘定がちらちらします。この空撮、いくらかかってんの?この衣装いくら?この漁船のレンタルいくら?この液体運ぶのいくら?終わったらどうすんの?廃棄処理にいくら?そういう野暮な事がちらちらしてるうちは、まともな感想なんか持てないのでしょう。金沢で観たというある人がいうには「ホンモノのバカだよ。バカップルだよ。」と。私もそう思う!バカップルっていうか、スケールのでかいバカ殿。

夜、スノーボードの男子ハーフパイプ予選の中継を見る。成田が失敗して雪の上に突っ伏して手をバタバタして地面を叩いている。競技の失敗は仕方ないことだが、この地団駄が最後に出たことで、滑る前の雄叫び、競技、地団駄の3点セットで完全にコントになってしまっていた。どうむくんよ、お前のそのコントを80カ国近くの世界の人々が見ているのだよ。しかもお前は日本国内で真剣にスノーボード競技に取り組んでる人々の代表でそこに立っているのだよ。将来オリンピックに出たいと夢見る子供も見ている前でアンタ、それか。子供の頃からオリンピックをテレビで見て、様々な選手が失敗する場面も見ましたが、あんな醜態誰もカメラの前で見せない。地団駄はロッカールームで踏んでくれ。オリンピックで日本人を恥ずかしいと思ったのも初めてです。パフォーマンスという名の勘違い。敗れる人間にも美しさはあっていいはずだ。


こんなところに「ドラゴンヘッド」のノブオくん登場。


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hatori [mail]