tdd diary

2006年02月11日(土) 君の名を呼ぶ オリンピックと

トリノ!トリノ!波に乗り切れないままに。今日職場の同僚に話してたんですけど、トリノの日本人選手が色々テレビに出ているのを見るにつけ、何言ってるのかよく分からないのです。気が付けば高校球児が年下、下手すればプロ野球選手も年下、今回のトリノの代表選手もほとんどが年下です。でも言ってることが本当に意味分からないんです。成田童夢、今井メロの成田兄妹(2人の弟の名は緑夢<グリム!!>)の言ってる事が全く分からないのはもういいとしまして、今日の朝のニュースでフィギュアの村主章枝選手が出て「みなさんと一緒に希望の光を見つけたいです。」って真顔で言っていて「え?・・・ええ!?」何言ってるのか本気で分からないのです。こわいよー。これが年をとるということなのでしょうか?スポーツ選手の発言についていけないなんて、自分に危機感を持たずにいられません。同僚が言うには、私が中途半端に根が体育会系だからついていけないんだろうと。体育会系のノリを始めから持ち合わせない人には聞き流せるみたいです。

仕事から帰って、開会式。「長野やソルトレイクなんかと一緒にしてもらっちゃ困りますんで」って感じの、イタリア文化が大集合した豪華絢爛な開会式。ソフィア・ローレンやスーザン・サランドンがオリンピックの旗を運んだり、いきなりオノ・ヨーコ登場。直後にピーター・ガブリエルがピアノで「イマジン」。フェラーリのF1カーが会場内を走ったかと思えば、最後はオペラ!でもボランティアの人たちがやったマスゲームみたいのが本当に素晴らしかったし、選手の入場する様子が何より良かった。ベラルーシの選手のマフラー!スウェーデンの選手のミトン!モンゴルの選手の帽子!みんな可愛い。ブラジル、フランス、イギリスの選手のユニフォームが特におしゃれでした。80もの国からみんながイタリアに集まって、楽しそうにしているだけで、誇らしそうに歩いているだけで、なにかグッとくるものがそこにはあるのでした。

ノルディック複合で優勝したドイツの男の子、本当に誇らしそうないい顔。



一昨年のアテネの時にも日記に書きましたが、USA TODAYのトリノ特集ページの写真が、やっぱりオリンピック公式サイトの写真より充実してる感じ。


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hatori [mail]