WELLA
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2009年03月16日(月) 入るからって入れといちゃダメだ!

音信不通な間に、家は売却できないまま、引越して約1週間。

同じ広さで違う間取りなので、そのまま詰め替える移動するわけには行かず、ほぼ家の中身全部を棚卸しした状態。引越し当日からダンボール箱に埋もれて、うんうんうなって暮らしている。しかも、引越した翌日から強風が吹いて上層階の風の強さの洗礼を受ける。通気孔からビョービョー風が吹き込んでまさに家の中でテント生活というか山小屋に取り残されたみたいな感じでびっくり。荷物を取りに行きがてら旧居である低層階に様子を見に行ったら、「表は強風ですが何か?」というように静まり返っていて2度びっくり。
そうか、風が強いってこういうことなのか。

引越し業者に梱包を頼んだら、これがまあひどい出来で……。
同じマンション内の引越しなので、甘く見積もったらしく、スタッフは人数・技術ともに不足だわ、ダンボール箱は途中で足りなくなるわ、ダンボール箱とともに追加のスタッフが投入され、なんとか辻褄を合わせ。しかも追加スタッフのほうが圧倒的に優秀。夕方まで終わるといわれていたのが夜8時過ぎまでかかってりましたわ。ぐったり。
しかも翌日から、箱を開け始めて呆然。どの棚から出たのか書いてない箱とか、中身と表書きと違って箱とか、同じシリーズなのに別の箱に入ってたり、結局全部の箱をあけてラベルを書き直している状態。人材不足がいやだからと思ってせっかく平日に引越したのになぁ。スタッフは手を抜いているつもりでなく結果として手抜き作業をしているのでたちがわるい。引越し業者の営業担当者が菓子折りを持って謝りに来たが、済んでしまったことは仕方がないので、状況を話してお菓子はお持ち帰りいただく。営業担当者もあまりの惨状に絶句していた。

それはそれとして、こちらが引越しを甘く見ていたのも事実。自分で箱詰めするならもっと早い段階で不用品の処理などに着手していたと思うのだが、人任せにしていたので、箱を開けるとブラックホールからこんにちわというような、見覚えのあるようなないようなものまで出てくる。わが家の大型収納デッドスペースにすっぽり入り込んでいたのだなぁ。
今度の部屋はデッドスペースもなければ大型収納もないので、当然はみ出す。そもそも存在を忘れていたようなものたちなので処分するしかない。寄付だの処分だのいろいろ調べまくって手配を始めているのだが、捨てるために運んだのか奥さん、と思うような状態なのである。
なまじチマチマとしたスキマ収納好きがあだになった感じ。やたら整理用のバスケットとかプラケースとか出てくるし、粘着テープのあとをはがすのにも手間がかかるしなぁ。

入るからって入れといちゃダメだ!


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