WELLA
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2007年02月11日(日) アマオケ

朝起きてボーっと仮面ライダーを見ていたら9時。体調が悪くて新日曜美術館も夢うつつで見る。朝ご飯抜きで11時30分に近所のラーメン屋さんに行く。ここは夫婦二人でやっていて、常連客が多い。ラーメンと餃子を食べて錦糸町へ。
いつも行っているアマチュアオーケストラの定期演奏会へ。曲はベートーベン:レオノーレ序曲3番、ヒンデミット:画家マティス(このマティスがアンリ・マティスとは別のマティスだということをこの年にして初めて知る)、シューマン交響曲2番。ロビーでNEOさんの姿を探すが見つからず(別の用事があったらしい)。
指揮者は初めて聞く人でだったが、丁寧な指揮振りで上品な演奏。オケも大人の雰囲気だった。やっぱりうまいオケだなぁとしみじみ。壇上にいる顔見知りの人達がちょっとずつ年を重ねていくのをこちら側で確認しながら、心地よく音楽に身をゆだねる。シューマンの2番は初めて聞いた、ような気がする。終楽章のモティーフは他でも聞いたことがあるような…。
一楽章が始まったとたんに「う、うわ、なんだこれ」と思って、つぎに昔、音大の指揮科の学生だった(今は割と有名な指揮者になっている)人が「シューマンは(オーケストレーションの)縦の線がぐちゃぐちゃなんだよねぇ、でもそれがまたいいんだよ。」と語っていたのを思い出した。特にこれは精神状態がよくなかった頃に書かれた作品で、ぶわぶわぶわ〜っと進んでいって、何度もモティーフがしつこくて、でもやっぱりよかった。


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