WELLA
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2004年10月18日(月) いろいろあるもんだ。

非常勤先Lへ。
地下鉄駅を降りたところで、通路がいつもより込んでいると思ったら、階段のところに救急隊員が輪になって男性を取り囲んでいた。階段から落ちたのか、頭を打ったらしい。チェアー型担架が脇にあり、救急隊員の一人が頭の傷を丹念にチェックしている。脇のエスカレータでその様子をやり過ごして地上へ。地下鉄出口ににはストレッチャーがおいてあり、さらに救急車の隣には消防車が停車していた。隊員の運搬と、搬送が困難な場合のレスキューとで消防車も一緒に出動するのだろう。人一人階段でこけただけでも、なかなか物々しいことである。
学校に到着すると、校舎の入り口のガラスが派手にひびがいっていた。管理の人がガムテープで応急処置をしている。中学や高校なら日常茶飯事だが、文系学部中心の大学でこんなことがおきるとは。事件なのか事故なのか、それが起きたのは日曜日の夜なのか、それとも日中か。部外者が入り込む可能性もあるし、一概にこの大学に在籍する学生の仕業とは言えない。

そういえば、先日非常勤先Bで不審な若者に声をかけられたばかりである。PCルームに行こうと、エレベータを待っていた私に、いかにもここの学生らしい若い男性がニコニコと近づいてきた。彼曰く「教員ですか?」。は?と聞き返すと「教員ですか?」と聞いてくる。
私「はい、そうです」
彼「あ、僕も教員なんです。僕教職員なんです」
私「はぁ」
彼「何を教えているんですか、いつもこの時間に来てるんですか」
私「いえ、これからPCルームに行くところなので」
彼「PCルームはどこにあるんですか?」
どう考えても様子がおかしいが、上にあります。上に行くと係りの人がいますよと答えたところでエレベータが来たので話を切り上げる。
「あ、ぼくここの教員じゃないんです。今日はちょっと見学に来ているだけなんです」と言い残して去っていった。なんなんだ。部外者なんだろうな。

さて、非常勤先L。昼食に出ようとすると、狭いキャンパスの中に大きい観光バスが4台も止まっている。高校生の大学見学ツアーらしい。記念写真を撮ったり自販機でジュースを買って飲んだりしている。こんなところを見学して何がわかるというのだろうか。さらに他の大学に回るらしく、バスは行き先別に分かれていた。女子高生、誰に頼まれたわけでもないのに、寒空にぱんつの見えそうなミニの制服を着て(一部未だにルーズソックスで)歩いていた。ご苦労様です。


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