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2003年03月07日(金) 自己弁護するひと

誰でも自分がかわいいし、恥をかくのは嫌いである。そういうときについ自己弁護をすることもよくある。自己弁護をしても結局自分が救われるわけでも、自体が改善するわけでもないので、いずれそんなこともしなくなると思いきや、ところが世の中には自己弁護をせずにはいられない人もいるようだ。常に自己弁護というか言い訳をしている。そうなってくると誰も本気には聴いていないので、本人だけがそのむなしさに気づいていないことになる。しかしさすがにそれだけ常に自己弁護をしなれていると、その技巧も相当なもので、よくまあそれだけ次から次へといろいろな言い訳が出てくるものだと、逆に感心してしまう。結局自分とは違う人種なんだなぁ、と思いながらもいったいどういう精神構造が彼女または彼を自己弁護へ導いていくのだろうかと、よく動く口元を見ながら考えたりもする。その果てしない言い訳をやめると、君の頭の中の中央演算装置の負荷がずいぶん軽くなって快適に頭が回りだすような気がするよ。


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