WELLA
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2002年12月13日(金) 師走、車走らず。

13日の金曜日である。2ヶ月ほど前、萩焼きを体験する機会があって、それが出来上がったので、実家にいきがてらとりにいくことにする。実家に行くと連絡すると、母が例の美容院(彼女も私と同じ美容院に行っているのだ)に行くので、車で送ってくれという。それにあわせて朝、バスで家を出る。ここ何回かこの時間帯のバスに乗っていて、早めに停留所を通過することがわかっていたので、急いでバス停に行く。が、意外と来ない。結局バスがきたのは1分遅れだった。いつもより少し時間はかかって実家着。
母を乗せて車で出発。混んでいる。止まってはいないのだが、何しろ車の数が多い。青信号1回では交差点を越えられないこともしばしば。工事による片側通行も多いし、さすが師走である。いつもの道のりを倍近い時間がかかって、母を美容院前で落し、環状線を通って帰る。まっすぐ走る分にはあまり問題ないが、交差点にくると時間がかかる。萩焼きを取りに行き、車をとめる場所を求めうろうろしてしまう。駐車場に入るにも長い列なので、あきらめて路上に停車。ハザードをつけたまま、小走りに作品を受け取りに行く。新聞紙でくるんでいるものを渡され、一応中を見てください、と言われるので焦る気持ちを押さえて、中身を見る。なかなかの出来である。といっても殆ど先生が形成してくださったのだが。ちなみに私が作ったのは片口碗、夫が作ったのはビアマグ。萩焼き独特のいい色が出ている。結局実家にもどるまで1時間が経過していた。都内で2つの区を行き来しただけでこれだけの時間がかかるのか。うんざり。
もどってから、改めて包みを開けてみる。これが自分の手を経たものかと思うと、釉薬のヒビ入りすらじっくりと興味深く眺めてしまう。ぼってりと重い、肉厚な触感を楽しむ。
帰りのバスの時間に合わせてバス停にいくが、時間をずいぶん過ぎてもバスがこない。あまりに来ないのでひょっとしたらもう行ってしまったのだろうか、と思い始めて、ハッともう一つの用事を思い出す。歯医者さんに頼んであった歯ブラシを20本とりにいくことになっていたのだった。すっかり忘れていた。もしかしたらあと2分後にバスがくるかもしれない、と思いつつ徒歩5分の歯医者さんへ行く。歯ブラシを購入し、また5分後にバス停に戻る。時間どおりならばあと10分で次のバスがくるはず。ほどなくしてバスが来た(!)。いくらなんでも、次のバスが早くきたわけはないので、これが私が乗るはずのバスだろう。じつに30分遅れ。途中で歯ブラシを買いにいったので、ちょっとは時間を有効につかったかも。それからものろのろとバスは進み通常の倍の時間がかかった。トータルで3倍の時間がかかってやっと帰宅。

夜、11時からNHK金曜フォーラムを見る。赤+字シンポジウム。緒方貞子さん。


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