| 2009年03月06日(金) |
ブレスト4:中山石井4 |
しばらく考えて、しかし17時35分になる前に、中山は言った。 「最終的に到達したいサイズは解ってる。ただ今の段階でそのサイズを着ようとするのは早いのかもしれない。着てみるとだぼついて今よりさらに動きづらくなる可能性は十分にある。ま、それが二の足を踏ませているのだと思うんだけどね」
「だったら目指しているサイズに行くためにいったん中間地点のサイズを選んだほうが良いのかもしれないね。その中間位のサイズは解ったりする?」 と石井が言った。17時35分になっていた。
中山は首をひねって少し考えてから言った。 「解らないね。そしてたぶん僕だけじゃなくそれは誰にも解らないと思う。どんなものでもある地点から誰に聞いても解らない領域があるんだと思うだ。そのタイミングや運が大きく関係してくる領域になると誰も確かなことは言えない。なので、結局は着てみるしかないと思うんだ。着てみて判断するしかないと思ってるんだ。最初はだぼついてても、少しづつなじんだり成長したりで結局はぴったりになっていくんじゃないかな。うまくいけばね。でも、それでも何年もだぼついてるなら、それはやはり合ってないってことを納得するしかないんだと思う」
「確かにね。そうかもしれない。解らないことかもしれないけど、何事も仮説がないとはじまらないよな。じゃあ、デザインはどういう具合になってる?」
「そうだね。それが文字を使ったことであることまでは決まっているんだけど、小説を書きたいのか、エッセイを書きたいのか、論評をかきたいのか、それが全く絞り込めそうもないんだ。歌詞でもリリックでも良いとさえ思ってるくらいなんだ」
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