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2003年12月11日(木)
第249話「L・Ms / PHASE.34 『BELOVED #27』」

あれあれ??エンピツに新機能が付いてるよ!!




多分、使わないけど(爆)




てなわけで、こんばんわFAKEです☆




めっきり寒くなってきましたね…。




皆さん、風邪引かないように気を付けてね♪(←さりげない優しさをアピール)




では、本編へと入ります!




今日から、『Laugh・Makers』強化週間(?)を実施したいと思います!




早速ですがお楽しみくださいませ…。










前回の『Laugh・Makers』→PHASE.33 『BELOVED#26』





Laugh・Makers/PHASE.34 『BELOVED #27』


<曖昧な僕の輪郭(かたち)#2 「もしまた会えたら、少しは胸を張れるかな?」>





2002年2月14日。




世で言うバレンタインデーと呼ばれる日だ。




俺はその日、バイトに勤しんでいた。




「バレンタインか…チョコ貰えるんかなぁ…(とーいめ)」




そんなことを考えながら、近くに居たカナに目をやった。




俺の視線に気付く事無く、カナは必死になって働いていた。




「カナはチョコくれるのかなぁ…。」






店が閉店し、俺は閉店後の仕事をしていた。




「お疲れさまでした〜。」




そう言って、カナが帰る後ろ姿を目で追っていた。




「全くバレンタインのことには触れてくれなかったな…。」




と、少しガッカリした(笑)






バイト終了後、少し凹みながら着替える為にロッカーへと向かう。




自分のロッカーを開けると、見慣れない紙袋が置いてあった。




紙袋の中には、一枚の手紙と黒い包装紙に包まれた箱のような物が入っていた。









for FAKE




私の手作り(嘘)チョコあげる。




良かったら食べて♪





from カナ









バイトの先輩や後輩の不審そうに見つめる視線から逃れるように、その場から離れた(笑)




俺は、なんだか無性にカナの声が聞きたくなった。




急いでカナに電話をかける。




「もしもし??カナ?」




「もしもし?どうしたん??」




「…チョコレートありがとう…。」




「手作りやで(笑)」




「嘘つけ!(笑)」




「フフッ…食べ過ぎて太らんようにね(笑)」




「ほんまや!これ以上太ったらどうしよ!!(笑)」




「やっぱりチョコレートあげへんかったら良かったなぁ…返して!!(笑)」




「ええっ!!?(笑)」






カナとの電話を終え、浮かれる気持ちを抑えながらバイトから自宅まで道程を帰った。




そんな時、一通のメールが来た。









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