ギャラリー・サーチ&サーチ,小林伸一郎写真展『廃墟漂流』,ふーみん,激論

 静岡の最高に美味しい魚の店「たがた」のご主人である田片さんと西澤緑展。
田片さんは「芸術ってよくわからないなあ」と言いながら、
国や田片さんの人生・家族・ビジネスなどについていろいろな話しをしてくれる。

緑さんと昨年静岡に旅行した時は2晩続けてたがたで飲んだ。
たがたの新橋進出の計画も順調らしく、楽しみ。

緑さんと田片さんと青山ブックセンター本店で開催中の小林伸一郎写真展『廃墟漂流』。
マガジンハウス本社で同展を見たときより点数も多く、
写真だけではなくDVDや、廃墟に転がっていたものも展示されていた。

3人で中華料理のふーみん。あまり美味しくないのは油のせいだろうか?

田片さんを表参道駅に送って、緑さんは帰りたそうだったが原宿駅前で車を停めて話す。

日記について、高橋玄監督のメールについて、
西澤緑はプロの芸術家なのか、アマチュアなのか、
作品を売ること、芸術家としての名声を得ること、チャンスとは、
言い方が大事か言ってる内容か、人間にある「芯」と「殻」についてなどなど。
「いや、ちがう」「待って、聞いて」と車が揺れるほどの大声で2時間ほど激論。

途中少し泣く。「どうして泣くの?情緒不安定なんじゃない?」と緑さんに言われる。
今に始まったことではない。私は緑さんの前でもよく泣く。
緑さんの涙を見たことは、多分無い。

24時過ぎで打ち切り。まだ話しは終わっていないし、これから変わるかもしれないのだが、
とりあえず本人が「アマチュアだ」というので、私も認識を改めることにする。しょんぼり。

しかし、大好きな大切な人で、熱血応援することに変わりはない。
「プロとしていかに成功するか」から「いかに楽しく遊ぶか」に考え方を変えるだけ。
緑さんとは気持ちを切換えて、また話したい。
2002年04月22日(月)

抱茎亭日乗 / エムサク

My追加