緑道,(た)ちゃんの場合

 西澤緑個展PRについて相談した、大学ゼミの先輩Nさんが紹介してくくれた
「テレビ美術館」を見る。日曜5:30と聞いていたが、夕方ではなく朝だった。
目覚ましをかけて起きる。

前回は偶然、寝る前に見た。
青山の「岡本太郎記念館」を岡本敏子さんが紹介していて、すごく面白かった。
今回は岡本太郎の後編。
ロンドンにいる緑さんに岡本太郎の本「自分の中に毒を持て」を送ったことを思い出す。
こういう番組で緑さんを紹介してもらえたらいい。

 アーティスト西澤緑をめぐって、高橋玄監督とメール数往復。

> 僕も緑ちゃんは誰の助言も聞かないと思うよ。
>
> それは彼女がアマチュアだから。

なんて書かれても、今度は泣かない。
パーティーでの名刺の渡し方、人の紹介の仕方等にも言及されてて気がつくこといろいろ。

緑さんに電話。「真理ちゃんは他にやるべきことがあるんじゃないの?」と言われる。
「それもやる。やってる。今は緑さんの話をしているんだから話をそらさないで」と言う。

そんなこと言ったら玄さんこそ、何でそこまで言ってくれるんだ?
そこまでしてくれるのを見て
「緑さんのことだから、私は他で忙しいから」なんてあり得ない。

緑さんが希望したので許可を得て玄さんのメールを転送。

 (た)ちゃんの作っている服に興味を持ちそうな人に
(た)ちゃんのHPを紹介していいかと聞いたら「いや」と言われる。

彼女の場合「一般人は相手にしない」
「これまでクタクタになって、これ以上傷つきたくない」
と言って、閉じた世界で物を作り発信している。
でも実は野心旺盛で貪欲、それを隠してはいない。
だから「いや」なら「あっそう」で終わり。

 緑さんの場合は?などと考えてテープ起こし作業は進まず、
これじゃまた緑さんが「真理ちゃん大丈夫?」と心配する。
2002年04月21日(日)

抱茎亭日乗 / エムサク

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