緑道,テープ起こし

 高橋玄監督が西澤緑の売り込みについて提案してくれ、
私もすぐその気になって数社に問い合わせ。
玄さんが「もっと作戦が必要だ」と教えてくれ、緑さんと話す。
緑さんは自分が前面に出るのはイヤ、と言い、
玄さんは「それなら僕が出る幕はない」ってことで話が終わってしまった。

またま玄さんのメールに号泣。目が腫れ上がる。

私は十数年付き合いがあるのに緑さんに上手く言えなかったことを
2回会っただけの玄さんが正しく厳しく熱く指摘してくれて、
私自身の弱さと逃げを自覚した。私も自分の言葉で言わなくちゃ、と思った。

で、また泣きながら緑さんに電話。ものすごく怖かった。
緑さんを傷つけるかもしれないし、緑さんを失ったら私自身も傷つくから。

でも、緑さんは「わかりました。ありがとう」と言ってくれた。
二人とも「チタン包丁」だから、やっぱり強いのかな?

傷つくこと傷つけることを恐れてはいけない、
より困難な道を行くべきだ、と改めて思った。

それにしても恐るべし、高橋玄。緑さんを撮って欲しいなあ。

 久し振りのテープ起こし作業に取り掛かる。
借してもらったテープレコーダは音が割れて非常に聞き取りにくい。
これは時間かかりそう。
2002年04月16日(火)

抱茎亭日乗 / エムサク

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