おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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2006年01月26日(木) わが青春の「甘太郎」

 午後から用事があって母校・千葉大学に久しぶりに行く。昼間に来たのはざっと7年ぶりか。大学街も色々変わっていて潰れた店あり新装開店した店あり。なかでも学生時代の行きつけの本屋が「さくら水産」(激安のチェーン飲み屋)になっていたあたり昨今の学生事情を象徴していて涙。
 で、昼食は安かろうまずかろうの学食もなんなので、よくサークル仲間と晩飯を食いにいった定食屋「甘太郎」にはいる。
 なんというか薄汚いコップとか階段の下に無理やりすえつけたトイレとか昔のまんま。
 学生時代よく食っていたジャンボチキンカツ定食700円を迷わず注文。これがまた全く昔と変わらぬボリュームで、並のチキンカツの1.5倍くらいの大きさのが重ねて二枚。つまり普通のカツ三枚分に丼飯。後は申し訳程度の味噌汁とキャベツだけ。
 御味のほうもまた下味ついていない肉といい揚げすぎてガラスの欠片を食っているがごとくの衣といい15年前と全く変わらぬ。ソースどぼどぼにぶっかけて(味を補うためと衣を湿らすため)何とかかんとか食い尽くす。
 味わうとかそういう上品な世界と対極の、貪ると呼ぶにふさわしい、野獣がカツという獲物を屠ったかのような肉食獣的満足感を久しぶりに満喫。動物性タンパク質の取りすぎは痛風にはよくないのだが。
 もう一軒のボリューム勝負の店・食パン一斤使用のプレスサンドが売りだった「くろ」は潰れていた。人は変わっていくのだなあ。
 
 ついでに古本屋で岩波文庫『ガレー船徒刑囚の回想』を購入。ルイ14世時代のフランスでプロテスタントの罪に問われた青年がガレー船の漕ぎ手の刑罰を12年間耐え忍んだ回想録。昔買い損ねたのでラッキー。もっともしばらくは積読状態になるだろうが。

 追記.電車の中・および帰宅後『世界史7・革命の世紀』読了。カラー図版が多いので楽に読めた。フランス革命下の国民議会がすでに労働組合の禁止をうたっていたのは初耳也。


べっきぃ