おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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2005年10月04日(火) オーブリーシリーズ新刊読了

しかしなんだな。朝のニュース番組でモナー猫を見るようになるとは思わなかったな。いや本当は全くどうでもいいことなんですが。

 で、上述書。上下巻700pあまりを一週間かけて読了。秋の夜長にラム酒を傾けながら海洋冒険小説小説を読みすすめるのは、帆船模型の作成に似て大人の悦楽である。
 今回上巻はこのシリーズに珍しく痛快なテンポ。史実における1812年英米戦争の戦譜を踏んで物語の背景は進み、主人公・オーブリーとマチュリンのコンビは実際に起こった戦いHMSジャワ号対USSコンステュチューション号に遭遇する。両艦の戦いは全く史実どおりに進み、破れたオーブリーらがアメリカ軍の捕虜になるのが上巻。
 下巻ではスパイ稼業も営むマチュリンがフランス軍諜報部員に疑われ、ボストン港を脱出し、ボストン封鎖に当たるHMSシャノン号に救助される。そして本巻の最後を締めくくるのは海戦史に名高い「最後の騎士の戦い」、洋上のHMSシャノン号艦長が封鎖されているUSSチェサピーク号に決闘状をおくりつけ、両艦の一騎打ちをむかえる。史実どおりシャノン号はチャサピーク号を打ち負かし、オーブリーたちは意気揚々と祖国へ帰還する。
 まあ、このシリーズ(特に今回下巻は)冗長なストーリー展開で、カタルシスも少ない話なので、各シーンごとのオーブリー・マチュリンの漫才コンビを楽しむのが正しいところ
「マチュリン!君のウォンバット(オーストリアで採集してきた)が僕の帽子を齧っているよ!」
「大丈夫だよオーブリー。ウォンバットの消化器官は丈夫だから」
この天然ボケコンビ、結成以来10年以上はたつのに相変わらずてんで呼吸が合わない、というかコレが彼らの呼吸なのか。
 まあ、無理に一気読みするよりもちびちび寝る前の楽しみに読みすすめるのが正しい読み方だろうなこのシリーズは。

追記.阪神ドラフト1位指名の鶴投手。たしか『すすめパイレーツ!』に阪神の選手に 花形見 鶴 てやつがいたよね。親父の名前が鶴倫。


べっきぃ