おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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| 2005年06月01日(水) |
コンラッド『闇の奥』読了 |
夕べはついつい今後の楽しい想像にふけってしまい3時過ぎまで目がさえて寝られず。おかげで3時間睡眠で出勤。 仕事中睡魔に襲われはしなかったが、ナチュラルハイになってしまい、異常にテンションの高い一日へ。残業時間限界(といってもうちの職場は6時半強制退社なのだが)まで粘って御仕事するも最後にトンビに油げさらわれたのはちと残念。
で、夕食後ウォーキング。 私のウォーキングコースはいつもとなり駅の本八幡まで行き、駅前の本屋で立ち読みして引き返す、というルーチンである。そこで尾篭な話で申し訳ないが本屋の中でどうしようもない便意をもよおしてしまい、トイレを借りるためやむを得ず買ったのが上述書。
これ、『本の雑誌』でも特集されてたけど、本屋で便意を催す人というのはかなり多い。インクの臭いが便意をさそうのではないか、とか色々いわれているが便秘で御悩みの方は本屋(特に古本屋が効果大)で立ち読みしてみることをお勧めする。
さて書評。前から一度読もう読もうと思っていたので160p一気読み。 19世紀の「暗黒の魔境」コンゴ川を舞台にしたこの小説、いわずとしれたことだがコッポラの「地獄の黙示録」の原案である。 しかしながらこの筋道があるのかないのかよくわからない迷宮のような小説を読み薦めるうちに気付くのは、 『闇』の主人公マーロウ=『黙示録』の主人公ウィラード大尉 『闇』の黒幕クルツ=『黙示録』の黒幕カーツ大佐 『闇』の舞台・19世紀末のザイール川=『黙示録』の舞台・ベトナム戦争中のメコン川 『闇』の任務・クルツの捜索救出=『黙示録』の任務・カーツの暗殺 と、いう相違点を除いていった上に残るものは何かということだ。
つまり『黙示録』の「ワルキューレの騎行」に代表される戦闘シーンは客寄せのネタにすぎず、コッポラが真に描きたかったものは現実のものとも主人公の深層心理とも区別のつかない「闇の奥」へどこまでもさまよいこんでいく一種の「ロードムーヴィー」ではなかったのかという気になったのである。 なんだか書評のつもりが映画評になってしまったがまあそれもいいか。
追記.本日の『そのとき、歴史は動いた』は宝暦の治水工事。「風雲児」そのままの展開。ゲストがみなもと太郎じゃないのが不思議なくらい。あの漫画、みなもと先生の創作がもっと入ってると思ってたけど史実そのままなのね。 あの時代、幕府の圧力に対し「民のため戦うのが武士の本分」と言い切って薩摩武士を率い、美濃尾張の治水工事に乗り込んだ平田靭負には惚れるしびれるあこがれる。 見損ねた方は来週の再放送を。
追々記.井川ついに二軍落ち……嗚呼……
追々々記.ガンダム再び宇宙編へ。「手の空いているものは左舷を見ろ、フラミンゴの群れだ。」 「外人さん」スレッガーの声はやはり劇場版の井上真樹夫よりTV版の玄田哲章のほうがいいよな。 さあ次回はいよいよみんなのアイドル・ザクレロだ! ちなみに以前からよくもめていたトクワンの階級は大尉でした。
べっきぃ
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