つんつん日記
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2002年11月30日(土) 内なる時計

“時間に無頓着な日本人”…
…意外な気もするが…幕末から明治維新以降…
…日本を訪れた外国人技術者の大半が感じていたことだという。

当時のオランダ人がつづった『滞在日記抄』の一節に…
…「日本人の性癖」というくだりがある。

日本人が時間を守らないことや…
…仕事も「時計の時間」とは無関係に進行すると指摘されている。

日本では太陽の位置や明るさが時刻の基準だった。

例えば…夜明けを意味する「明け六つ」の時刻も…季節によって変化する。

自然のリズムに則った生活である。

その日本人から見れば…季節に関係なく…“時が一定の速度で進む”…
…西洋人の時計のほうが…“無頓着”に見えたのでは…。

時計が普及し…分・秒に縛られるようになるまでは…
…確かに日本人の時間感覚は…もっとゆるやかだっただろう。

しかし…時計という「外からの束縛」がない分…
…自律という「内なる時計」で…一刻を惜しんで働いたり…
…余暇を楽しんでいたのではないだろうか。

瞬間…瞬間の…“今”を価値あるものにしようという自律の生き方。

それは…IT革命が叫ばれ…
…機器が氾らんする今の時代にこそ求められていると思う。


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