無責任賛歌
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| 2003年01月28日(火) |
肉は飲みこめ!/『トレイル・オブ・ピンクパンサー』/『機動戦士ガンダム THE ORIGIN ランバ・ラル編 �機Ν供戞憤舵�良和)ほか |
昨日行き損なった「すし大臣」で豪勢に食事。 この店、もうすぐ改装して店名が変わるらしい。改装中、しばらくはここの寿司も食べられめえ、ということなのだろう、しげはいつも以上に回転するすしに目を光らせている。 ともかくここはネタがいい。 牛ステーキを見つけるや否や、まるごと頬張ったしげ、どこにつかえたか咳込みそうになる。それでも吐き出さずに飲みこんだしげを見ながら、「お前さあ、いくら肉がもったいないからって、そんな『絶対に吐き出さないぞ』って顔して、無理して飲みこむことはないだろう」と言ったら、「なんでオレの考えてることがわかるん!?」と驚かれた。 ……わかるもなにも、まんまそういう行動取ってたじゃないか。
NHKBS2で『トレイル・オブ・ピンクパンサー』を見る。 この『ピンク・パンサー』シリーズと言えばいいのか、『クルーゾー警部』シリーズと言えばいいのか、ピーター・セラーズがドジな警部を演じた、ブレイク・エドワーズ監督によるコメディシリーズ、これが実に数え方が厄介なのである。 ずっと昔に日記に書いたような気もするが、改めてその全貌を紹介すると、
� 悒團鵐�の豹』The Pink Panther(1964) �◆悵徹任妊疋奪�リ』A Shot in the Dark(1964) ��『クルーゾー警部』Inspector Clouseau(1968)※ �ぁ悒團鵐�・パンサー2』The Return of the Pink Panther(1975) �ァ悒團鵐�・パンサー3』The Pink Panther Strikes Again(1976) �Α悒團鵐�・パンサー4』Revenge of the Pink Panther(1978) ��Trail of the Pink Panther(1982) �─悒團鵐�・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ』Curse of the Pink Panther(1983) ��『ピンク・パンサーの息子』Son of the Pink Panther(1993)※
※��のみ、クルーゾーをアラン・アーキンが演じている。監督はバッド・ヨーキン。
この�Г世韻鮓饗蠅里泙泙砲靴燭里蓮⊆造鰐い世貌�本劇場未公開……というより、今回が初公開だからだ。 ピーター・セラーズが1980年に死去して、このシリーズも終わりかと思われたが、監督のエドワーズ、なんとセラーズが出演している没フィルムをツギハギし、三たび盗難にあった宝石ピンクパンサーをクルーゾーが追う、という物語をでっち上げたのだった。……『死亡遊戯』のパターンだね。 �Г鉢┐倭宛緤圓砲覆辰討い董↓Г納鷺�したクルーゾーを、�┐妊�ルーゾー並のドジ刑事、クリフトン・スレイ(テッド・ワス)が捜索する、という展開になっている。つまり、�┐世韻鮓�ても前半の事情がわからないのだが、どういうわけだか日本では�Г詫�入されず、�┐世韻�公開された。だもんで、実際の順番とタイトルの番号にズレが生じているのである。 �Г�未公開に終わった事情はわからない。しかしこれが正真正銘、最後のクルーゾー=セラーズ映画であることは確かで、ファンは名のみ聞くこの映画を見たくてたまらなかったのだ。 それだけ渇望されてた映画だってえのに、NHKもたいした宣伝もなくサラッと放映してくれるよなあ。 『ピンクパンサー』シリーズのオープニングと来れば、あのアニメーションが楽しみ、という方も多かろうが、第1作からアニメ監督を担当しているリチャード・ウィリアムスは降りて、アーサー・レオナルディというわけの分らぬやつに代わっている。ゲームのパックマンを取り入れただけのパロディにも何にもなっていない下品なギャグの連続は、期待が大きかっただけにガックリであった。
冒頭、怪しい骨董屋(?)アウグスト・ボールズ教授(ハーベイ・コーマン)の店に、新たな変装用具を買いつけにやって来るクルーゾー。まるまるシークエンスがカットされているが、どうやらこれは『ピンク・パンサー3』で使用される予定のものがカットされたもののようだ。 というのも、クルーゾーが「警部じゃない、主任警部だ」と言い張っているのは、『2』で精神病院に叩きこまれたドレフュスの後任として、『3』ではクルーゾーが「主任」になったことを何度も強調するギャグがあるからだ。それに、次作『ピンク・パンサー4』にもボールズ教授は登場するのだが、役者がグレアム・スタークに変わっている。本来なら、ボールズ教授の初お目見えは『3』の予定だったが、シークエンスがカットされた結果、『4』にまでずれこんだ形になった、ということのようだ。でも、これが『5』ではまたコーマンに戻るのだからややこしい。 クルーゾーが捜査のためにルガーシュ王国行きを警視総監から命じられるシーンも同じく『3』での未使用カット。総監を演じたマーン・メイトランド、新たにドレフュス役のハーバート・ロムと絡むシーンも追加撮影しているが、ドレフュスと会話しているときはハゲなのに、そのあとのクルーゾーとの絡みでは髪がフサフサになっている。3歩歩いたら髪が生えるとはスゴイ増毛剤でも使ったのか。ツギハギ映画の苦しい事情がこのあたりで露呈してしまうのは仕方のないことなんだけどさ。 ルガーシュに行くはずのクルーゾー、なぜかロンドンに向けて出立。犯人が怪盗ファントムと目星をつけての行動だが、ファントムことチャールズ・リットン卿(デビッド・ニーブン)は南仏にいるのである。これはもちろん『3』の舞台がロンドンであるための齟齬だが、それを「クルーゾーがトンチンカンなため」と言い訳するのは、さすがに苦しい。更にロンドンでクルーゾーはスコットランドヤードのドラモンド刑事(コリン・ブレイクリー。なぜか本作ではクレジットなし)に「初めて」会うのだが、これも『3』でクルーゾーは既に彼に会っているのだから再度初めて会うのもおかしな話である。 ホテルのフロント係(ハロルド・ベレンズ)とクルーゾーがトンチンカンなやりとりをするシーンも『3』の未使用カット。クルーゾーが「マッサージは来てるか?」「……メッセージ?」「だからそう言っておろう!」フランス語訛りだとメッセージがマッサージになるのだろうか。 しかしこうして見ると、ほとんどの未公開カットが『3』からのものだということが分る。未公開シーンを寄せ集め、というから、たいした量はなかろうとタカを括っていたのだが、どうしてどうして、前半40分ほどはクルーゾーは出ずっぱりだ。『3』は1時間43分の作品だから、これだけのカットシーンを復活させたら2時間20分もの大作になってしまう。そりゃカットされるわなあ。 『3』はシリーズ中でも一番予算がかけられ、シリーズを通じても最も面白いものの一つなので、これだけ未使用カットも存在しているのだろう。
後半は、失踪したクルーゾーの行方を求めて、女記者マリア・ジュヴェ(ジョアンナ・ラムレイ)が、かつてのクルーゾーの関係者を訪ね歩く展開。旧作からの名シーンも挿入されて、シリーズを通して見てきたファンにはなかなかのサービスになっている。 ドレフュス署長(ハーバート・ロム)、ケイトー(バート・クォーク)、エルキュール・ルジョイ(『ドッキリ』以来のグレアム・スターク……と言いたいところだけれど、別の役を何役もやってるのである)、チャールズ・リットン卿(『ピンクの豹』以来のデビッド・ニーブン。『2』ではクリストファー・プラマーに変わったが再び復帰)、シモーヌ・リットン(キャプシーヌ。この美しき方が男とは……)、ブルーノ・ラングロワ(ロバート・ロジア。『4』に引き続いての出演だが役名が違う)、クルーゾー・シニア(リチャード・マリガン。『小さな巨人』のカスター将軍)。 ラストは「クルーゾーは本当に海の藻屑と消えたのでしょうか?」とマリアが結んで、「『ピンクパンサー5』に続く」のクレジットが出てチョン。 セラーズが死んでもなお、映画を作り続けることに意味があったかどうかは今さら言うまい。 もしも、今からこのシリーズを見てみようか、という人には、とりあえずは『3』をオススメする。クルーゾーのために気が触れたドレフュスが、クルーゾーを殺すためだけに最終兵器を使って世界を脅迫するというトンデモなくデタラメなギャグ巨編である。本作で死んじゃったドレフュスが次の『4』では何の説明もなくいけしゃあしゃあと生き返ってるあたりも思いっきりデタラメだ(^_^;)。 もちろん一作目からきちんと見たい、という人には、『ピンクの豹』は古典的なロマコメとして楽しめるし、『暗闇でドッキリ』は上質のミステリコメディだ。とりあえずこの三本だけ押さえておけば、見て損した気分にはならないと思う。
ついでの豆知識。 �┐如叛扱舛靴拭疋�ルーゾーを演じたのは、字幕では「ターク・トラスト二世」となっているが、3代目OO7のロジャー・ムーア。 ��でクルーゾー・ジュニアを演じたのは、『ダウン・バイ・ロー』『ナイト・オン・ザ・プラネット』などジム・ジャームッシュ映画で有名なロベルト・ベニーニである。
DVD『みうらじゅん&いとうせいこう ザ・スライドショー ほぼ完全版!』。 1999年2月、渋谷公会堂で行われたライブを、WOWOW版よりもちょっとだけ長く収録。謎のゲストは泉麻人。いや、出てただけだけど。 みうらじゅんという人はやはりどこか壊れてる人だと思う。 だからこの人を面白く見せるためにはいとうさんのようにツッコミどころを心得ている人がいないとどうにも持たない。 みうらさんの映し出すスライド、実はそんなに面白くはない。面白くないんだけど、みうらさんはそれを面白いと思っている。その面白がり方が常人とは違っているので、そこをいとうさんに突っ込んでもらわないと、見ているほうはどうしたらいいのかわからない。みうらさんを単体で見て面白がるのは、見る側によっぽど悪趣味な感覚がないと難しいのだ。 これを好きになるかどうか、これには好みの問題が絡んでくるだろうなあ。
『ガンダムエース』2003年3月4月合併号 No.009(角川書店・650円)。 巻頭ポスターが生頼範義とさいとうちほ。生頼さん、ジオン軍の後ろにでっかい顔を描いてるけど、あれ、ギレンなんだろうな。パッと見たらロバート・デ・ニーロに見えるんだが。 さいとうさんはシャアとララア。ララアはどう見ても眼鏡を外した姫宮アンシーである。どうせならシャアも仮面を外して鳳暁生にしちゃえばよかったのに(^o^)。 さて、安彦良和さんの『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』、「ランバ・ラル編」の開始。 ブライトとマチルダさんとの会話を盗み聞きしていたアムロが自分の部屋に戻ってきたとき、待ち構えていたフラウ・ボゥがコートをはおっているんだけど、大学時代、某友人は「あの下は素っ裸にちがいない」と頑強に主張していた。つまりフラウ・ボゥはアムロに夜這いをかけに来たというのである。……んなわけあるかい(^_^;)。今回マンガの方を見ると、ちゃんとコートの下にスカートが見えている。てゆ〜か、アニメの方でもそうだったと思うんだが。ヒトって、いろんな妄想を抱きたがるものなんだなあ。 そしてついに出ました、私の大好きなイチオシキャラ。 そうっ! クランプさんです! ……ああ、そこのヒトこけないように。てっきりランバ・ラルか、クラウレ・ハモンなんて言うと思ってたでしょ。いや、ハモンさんも好きだけどね、ガンダムシリーズじゃ私、たいてい「副官」をひいきしちゃいたくなるのよ。縁の下の力持ちっつーか、ドレンもそうだったけど、「いかがいたしましょう?」って上官にお伺いを立てながらも毅然としてる態度とか、任務をキチンと果たそうって姿勢が好きでね。 それにしてもランバ・ラル、痩せたね〜。しばらく出演がなかったから、その間、カラダがなまっちゃイカンとトレーニングしてたのかも(^o^)。 ギレンの演説(カラー!)が終わって、これで映画第一作までを消化した形だね。
ああ、トニーたけざきさんは今月もトニーたけざきさんでした。18ページなんてケチ臭いことしないで、こっちにもドーンと100ページ与えて早いとこ単行本出そうよ。 あさりよしとおさんの巻末マンガはあまり面白くありませんでした。まる。
どうもグズグズと体調が芳しくない状況がもうひと月も続いている。 今日も疲れて寝てしまい、日記が書けなかった。どこかで爆走しなきゃならんのだが、そうしようと思うと書きたいことが出てくるのである。いや、別に書かなくてもいことでも、つい書いちゃうから長くなるのである。短く簡潔に要点だけ書く技術がないものか。(2003.2.19)
2002年01月28日(月) 多分、しょっちゅう見ている夢/『おせん』其之三(きくち正太)/『END ZONE』1巻(えんどコイチ)ほか 2001年01月28日(日) 宴のあと
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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