無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2001年11月18日(日) 休日満喫テレビ三昧/『パワーパフガールズ』第46回/『サイボーグ009』第6話ほか

オタアミ当日まであと日! カウントダウン6!

 夕べはしげが帰ってきた3時ごろに目が覚めちゃったので二度寝。
 でも、やっぱり寝つけず、いつもよりちょっと早く6時頃に目が覚めた。寝つけなかったのは夕べ見た夢のせいかもしれない(^_^;)。
 一日の平均睡眠時間が6時間だなあ、たまには8時間くらいゆっくりと寝たいなあ、とか思っていても、早寝するとやっぱり6時間で起きてしまうのである。……ジジイになってきたってことかな、これ。
 いやね、『エンピツ』の日記をあちこち覗いてて思うのはさ、書いてる人ってたいていが20代の女性みたいな気がするのね。私みたいにもうすぐ四十郎の中年男(あるいはそれ以上のトシの人間)がどれだけいるかって考えたら、殆どいない気がするのね。なんだか一人だけ浮いてるなあと思いつつ、その「浮き具合」を楽しんで読んでくれてる読者の人もいるんじゃないかなと勝手に思ってるわけですよ。
 でも、日記書くのって楽しいと思うんだけれど、どうしてこんなにオトナの男が少ないかね。もともと日記は、日本においては10世紀末まで、男のみに許された特権であった。ところが平仮名の発明が一気に女性に日記文学発展の道を開かせた。そこには紀貫之というネカマの元祖(ご承知の通り『土佐日記』は女性に仮託して書かれた)が仕掛人となったという背景はあるものの、「日記」という自己表出の方法を最大限に活用したのが女性であったという事実は否めない。それ以前に男性によって書かれていたであろう漢語による日記は、現代、ほとんど価値を見出されていないのである。
 結局、男は事故を表出する手段としては「小説」などの純然たるフィクションに流れるしかなかった。現実をも虚構化する女性のパワーを、男性はついに持ち得なかったのである。それは「日記」を客観的な事実の表記としてしか認識できなかった男の限界でもある。しかし、高度に複雑化して現実を客観視すること自体不可能になった現代、もう一度過去の女性に倣って、男が目の前の現実を自分のものとするための手段として、日記を書き始めてもいいのではないか。
 それは男の、男による、男のための日記である。
 ……いや、さ○系じゃなくて(^_^;)。

 今日はともかく一日ぐでっとテレビを見てようと決心。来週はいよいよオタアミ当日で、休みとは言えゆっくりは出来ないと踏んでるからだ。


 『パワーパフガールズ』第46回「ともだちになりたい!/SUPERFRIENDS」。
 ここしばらく30分一本の長尺版が続いて放送されてるみたいだけど、今回はそのボリュームに足るだけの名編。
 PPGの隣家に引っ越してきたのは同じ幼稚園に通うことになるかわいい女の子、ロビン。この出会いの描写の演出がきめ細やかで実にイイ。
 垣根越しにこっそり覗き見しながら引越し荷物を確認しているPPG。
 「ドレスがあるわ。女の人よ。ハカセの恋人になってくれるかも」
 「ドレスがあるからって女の人とは限らないわ(おいおい)」
 「ダンベルがあるわ。男の人よ!」
 「マッチョな女の人かも。それでハカセと恋仲になって……」
 「ベッドがあるわ!」
 「……なーんだ、夫婦ものか」
 「見て! おもちゃ! 子供がいるんだわ!」
 おもちゃの箱の陰からこちらを覗いていたロビンの前に飛び出して行って思わず声をかけるバターカップ。
 「あなただれ? 年はいくつ? なにが好き?」
 「私はロビン……幼稚園で……好きなのは象」
 「象を食べるの?」
 おとなしげなロビンにブロッサムとバターカップはすぐうちとけるが、バブルスは何となく気に入らない。けれどロビンが「新しいおともだちとドッジボールとかしたい!」と言った途端に目の色が変わる。
 「ウチに遊びにおいでよ! おもちゃとかたくさんあるよ!」
 PPGに案内されて、ハカセと会うロビン。
 「紹介するわ。これが私たちのパパ」
 「そうなんだよ、うっかり間違ってこの子たちを作っちゃったんだ」と言いわけするハカセ。ロビン、にっこり笑って、「大丈夫です。私も間違ってできちゃった子供ですから」
 思わず目が点になるハカセ。

 ながながと記憶を頼りに書いてみたが、なんだかもう、ガサツで単調なアメコミとは一線を画していることがご理解いただけようか。キャラクター描写が堂に入っているだけでなく、最後のギャグなんか、ギャグでありながらロビンの孤独感をさりげなく表している。
 なにしろ、隣家のご夫妻、最後まで一度も姿を現さないのだ。

 「どうしたの?! みんな宙に浮かんでる!」
 「実は私たち……スーパーパワーの持ち主なの」ロビンに嫌われるかも、と不安な顔になるPPG。
 「そうなの? 私もスーパーパワー持ってるのよ」
 「……ホント?!」
 ロビン、片頬を顰めて痙攣させて見せる。思わず笑うPPG。
 先週の『FF:U』の、小手先のセリフだけの言い訳に比べて、なんと説得力のある表現であることか。

 大の仲よしになった四人だけれど、なにしろPPGはスーパーパワーの持ち主。タウンズヴィルの町を救いに毎日出かけなければならない。楽しく遊んでいてもそれは一瞬。
 ひとりぽっちで残されるロビンと、PPGの活躍を交互に見せながら、ロビンの孤独を歌うBGMがかかる。ロビンの寝室の扉がゆっくりと閉じ、真っ暗になって音楽も終わる。
 ああ、ダメだよ、日曜の朝っぱらからこんな悲しい演出しちゃ。トシ食ってただでさえ涙もろくなってんだからさあ。
 ここまででずいぶん時間を使っちゃったおかげで、後半、淋しいロビンの心に取り入ったプリンセスが、ロビンに万引きを唆す展開がやや駆け足になっちゃったけど、間違いなく本作はこれまでのエピソードの中でも出色の出来である。やはり『パワパフ』は簡単に見逃せないなあ。
 いや、ギャグがずっと続く間に、たまにこういうの差し挟まれるとついホロリときちゃうってパターンじゃあるんだけどさ。
 ……昔、とり・みきの『クルクルくりん』でも死んだ少女の人格がくりんに蘇えって、その子の父親と出会うって話に泣かされたことあったなあ。


 『仮面ライダーアギト』第41話。
 わあ、やっと翔一が記憶を取り戻しそうだ。
 ……よく引いたよ、ここまで。52話構成ならこのあたりで、という計算を立てたんだってことは理解出来るけれど、ちと長過ぎた気はするな。引くだけでドラマが進まない時期もあったし。
 けれどシリアスな展開を出来るだけギャグでつなごうとするのはいいけれど、翔一と氷川の関係をムリヤリギャグにするのはちょっとねえ。緊張感なくすだけじゃないのかな? しかも前回は「栗」で今回は「アイスクリーム」だよ。毎回「食いものギャグ」で行く気かい(^_^;)。
 随分謎が解かれて来たとは言え、まだまだ思わせぶりは残っているのである。
 謎の手紙の送り主「雪菜」(『幽遊白書』かな、ネーミングソースは)とは誰なのか。
 翔一の過去を知るらしいアナザーアギト・木野の「記憶喪失になる前は、お前も過去にこだわっていたんだ!」のセリフ。
 謎の青年の「人類は私の子だ」のセリフ。
 そして復活した最強のアンノウン、エルロード。
 ……プロデューサーが「『サイボーグ009/神々との闘い編』を参考にしてます」とか気になることを発言しちゃってるので、まさか「未完」で終わるつもりじゃねーだろーなと心配になってるんだけど、ホントに広げた風呂敷はきちんとたたんでほしいものである。


 『も〜っと! おジャ魔女どれみ』第40回「ハナちゃん、イモを掘る!」。
 女の子にとって、イモはどれほど必須アイテムかという話(^^)。
 あいこが買ってきたサツマイモを、大喜びで焼きイモにして食べるどれみとももこ。けれど、はづきとおんぷは「おならがでるから」「太るから」と言って、食べるのをいやがる。途端に激怒するあいこ。
 「イモはなー、食物繊維たっぷりで栄養満点でお百姓さんが一生懸命作ってくれた最高の食べ物なんやー! おならがなんやー!」……あいちゃんテンション激高。女の子の食べ物っつ〜より、関西人必携の食べものってことなのかね(^_^;)
 結局、はづきとおんぷもみんなで食べて、その美味しさに頬が落ちるくらい感激。
 ハナちゃんにも食べさせようと思ったのに、野菜ギライの呪いのかかったハナちゃん、どうしても食べてくれない。
 あいこは叫ぶ。「こんなおいしいもの食べられへんなんて、ハナちゃんかわいそうや……。よっしゃ! うちがぜったい食べさせたる!」。
 そこで新鮮なおイモをハナちゃんにあげようと、電車に乗ってイモ畑を目指すが……。やってきたあいこの姿を見て、みんな呆然。……あ、あれは、もんぺ?!
 ……いやあ、どれみちゃんたちの(特にはづきの)もんぺ姿は実に似合っててよかったなあ。今回の見所はそれだけです。少なくとも私にとっては(^^)。


 『コメットさん☆』第34回「星の絆」。
 ……え? コメットさんに敵がいたの?
 「あの方」って誰よ? 予告されてて登場してないキャラって言ったら、タンバリン星国の王子様だけれど、それってケースケのことじゃなかったのか?(←勝手な予測)
 ともかく「ハモニカ星国臨時裁判所」とか「監獄星」なんて仰々しい設定、『コメットさん』の世界観にはちょっと合わないと思うんだが、もしかしてこれ、テコ入れか? それとも打ちきり?
 「姫さまほったらかし罪」で捕まったラバボーの代わりに一時的にやってきた
「月人」が、“タンバリン星国”の住人ってことは、裏にいるのはやっぱり……ってことになるんだけど、あまり予測できる展開にはなってほしくないなあ。


 CSファミリー劇場『加藤夏季のファミナビ12月号』、新作紹介が『太陽にほえろ!<スコッチ編>』や『陽暉楼』。紹介が今月はえらくあっさりしてるな、と思ったら、加藤夏季主演の新作映画、『羊のうた』のレポートのためだった。
 先日の東京国際映画祭に正式コンペティション作品として出品され、あえなく沈没(^_^;)しちゃった本作だが、予告編映像を見るかぎりではそう悪そうな出来ではなさそう。原作の頽廃的な雰囲気は出てるような気がする。
 監督の花堂純次って、テレビドラマ『永遠の仔』の監督の人だったんだな。あれは最初の1、2回を見ただけだったけど、多少思わせぶりな演出が鼻につきはするが、作品作りについては、原作とがっぷり四つに組んで、きちんとドラマ性を浮きあがらせようとする姿勢があったなという感じがしていた。
 けれど加藤夏季は喋らないとやっぱりいいよなあ。最大のネックはすぐに上ずるあの声質なんだが、今回はそう喋るシーンもないし、案外いい雰囲気が出せてるんじゃないか。
 いやもう、映画祭でのティーチインでも「あの家って、昔は病院だったんですか?」とか、設定よく解らずに演じてたことバレバレの質問監督にしてるし、実像と演技の格差を感じさせてくれてもうGOODっスよ(^^*)。
 なのにインタビューじゃ「今までは役と自分とが別だったんだけど、今度初めて『私は千砂なんだな』って思えました」とか言ってるし。……うーん、実の弟と血を吸いあいたいのか、君は。
 チラリと『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のフィルムも流してくれてたけど、ゴジラの吐く白熱光(原作第一作表記に準じてます)がガメラのプラズマそっくりだったのには笑った。これもあちこちで評判がいいみたいだけれど、期待しすぎて裏切られた経験はいくらでもあるので、なるべく情報入れないで見に行こう。


 しげ、練習から帰ってくる。
 いつもならここで二人でお出かけでもして食事をするのだが、給料日前なので質素にテレビを見るだけ。

 ANAのCM、『アルプスの少女ハイジ』のパロディ。
 「クララ、クララが立ったわ!」
 「クララが一万円!」
 ……なんだかよく意味がわからなかったが面白いんだろうか。CMに往年のアニメキャラが出るのって実はあまり好きじゃない。ソルマックの『ど根性ガエル』もそうだけれど、あんな中途半端な復活のさせ方するんなら、スペシャルでもいいからちゃんとリメイクしろって言いたいね。
 ハイジとクララはオリジナル版の通りだけれど、アルムおんじは宮内幸平さんが亡くなっているので別の人。でもいやに声が若い。……誰なんだ?


 『回復!スパスパ人間学』。森本毅郎司会のバラエティーらしいんだが見たのは初めて。コンセプトはなんだかよく分らないけど、これが結構面白い。
 今回は、「女に嫌われる女」の特集。その条件として、「人の話を聞かない女」「自慢する女」「男の前では態度が変わる女」などを挙げるのは定番だが、笑えたのは、「なぜ女が女に嫌われるのか」それを脳のメカニズムから説明してるんだけど、これを役者にコスプレさせて演じさせてるのね。視床下部が暴れようとしてるのを普段は前頭葉が押さえてるんだけど、押さえきれなくなると暴走する……って、これ、『エヴァ』じゃん!
 そうかそうか、あれもA10神経がどうのこうのと、脳のメカニズムをちょっとかじった庵野さんがそれをまんま作品化したってことは聞いてたけど、庵野さんの女性コンプレックスから生まれた話だったわけだ。
 考えてみりゃ、エヴァって最初の「女」なんだから、その行動原理が女であることは当たり前だったんだよなあ。……しげがしょっちゅうヒステリー起こすのも、前頭葉が未発達なせいなんだな。納得納得。


 『だあ!だあ!だあ!』
 チラチラ見てたけどじっくり見るのは始めて。これ、再放送だよな?
 男の子と女の子の同居物に化け猫が絡んでるって感じなのか?
 エンディングがtrfの『BOY MEETS GIRL』だったのでちょい懐かしかった。
 

 『サイボーグ009』第6話「消えた博士を追え!」
 サブタイトルがちょっちダサイなあ。せっかくの0012登場話だってのに、もう少し気を引くタイトル思いつかなかったのか。
 開巻早々、ドルフィン号(?)をペインティングするサイボーグたちの姿が描かれるけれど、002がいかにもアメリカ軍風のペイントする上を005が“無言で”消してくのがなかなか深い。うーん、原作に描かれたことは殆どなかったけれど、005、やっぱり侵略者であるアメリカ人の002に対して含むところがあったんだろうか。
 ベースは原作にあるけれど、今回は0012の正体も含めてずいぶん脚色が加えられている。コンピュータの姿のみだった0012にちゃんとマダムの姿が与えられてるのが最たる変更だけど、これもちゃんと石森キャラしてくれてるのが嬉しい。でも怪しい洋館ものにするなら、もう少しアイデアおりこんでほしかったかなあ。
 一応、作画は安定していて、部分的にはひとコマ作画もある。けれどいくつかバンクがあるのは、やっぱり作画スケジュール、相当追われてるのかなあ。
 さて、来週はいよいよ前半の山場の一つ、0013登場の巻。エンディングにもしっかり登場してくれてるし、『ボンボン』なんかに代表される石森さんお気に入りの山下清系列のキャラだ。どうか作画が荒れてませんように(^_^;)。


 『こちら葛飾区亀有公演前派出所』、いつの間にかOP歌ってるのが天童よしみで『いなかっぺ大将』のパロディ。こんなんどれだけの人間に解るってんだ(^_^;)。
 しかも、本編が両さんの顔がつるんつるんにハゲてどんな顔だったか解らなくなるっていう話なもんだから、OPも両さんの顔に全部モザイクがかかってるっていう凝りよう。たまにこうやって遊んでるのかな。スタジオぎゃろっぷ、なかなか濃いスタッフがいると見える。
 『ワンピース』、とりあえずワポルの下っ端はチョッパーが倒す。小さくなったり大きくなったりの変化、マンガじゃよくわからなかったけれど、アニメだといい効果出してるなあ。来週で一応ひと区切りなんだろうけれど、このままアラバスタ編に入るんだろうか。もう少し場つなぎしないとまた間延びした展開になりゃしないかな。

 『笑う犬の発見』。
 トーマスのネタがハム太郎に代わってる。わざわざOPアニメまで作っててしかも意外にその作画かイイところがスタッフが結構リキいれてて笑える。
 イナカの学生に扮したウッちゃんが、女の子と毎回イイセンまで行って振られるコントが結構気に入ってるんだが、今回のお相手は桜井幸子で、教育実習の先生役。……かつてテレビ版『高校教師』で、彼女が教師との禁断の愛を演じていたことを思い出せば、このコントの面白さは倍増するであろう。
 「あなたが私のことかばってくれたおかげで先生になる自信がついたわ!」
 「じゃあ、オラと一緒に写真撮ってくれっぺか?!」
 「……イヤ。それだけはイヤ。だってあんた、それナニに使うか分らないでしょ?」
 ……桜井幸子、本気でイヤそうに言うんだもんなあ。多分実際にナニに使われたことを想定して言ってんだろうな、このセリフ(^_^;)。誰だ、こんな身を切るようなギャグ考えついたのは。あくまでフィクションでも、これ面と向かってやられるとオトコはツラいぞぉ(-_-;)。
 ゲストの西川きよしが一番面白くないのはこういう番組の常だね。


 CSチャンネルNECOで『うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー』『うる星やつら完結編』の2本再見。
 ああ、『うる星4』も脚本が井上敏樹だったよなあ。するってえと、この「街が夢を現実化する」ってネタ、『アギト』のプロトタイプか。……んなわけないな。公開当時「なんだかよく分らない」と悪評紛々だった本作だけど、廃棄された街のゴミがネットワークを作り意志を持ったと考えれば、SFとしてちゃんと見れるし、「街」を「映画」そのものの寓意と考えれば、「思い出だけでも生きていける」のセリフも、実感をもって受けいれられようと言うものだ。少なくとも、それまでのネタの寄せ集めの完結編よりはよっぽど完結編らしかったと思う。

 マンガ、ももせたまみ『せんせいのお時間』3巻(竹書房・590円)。
 しげがいつの間にか買ってた学園4コマ。4コマも昔はホントにいい加減な線のものばかりだったのに、キッチリ少女マンガしてるというかアニメ絵してるというか、ともかく絵は可愛い。ただよくもわるくも「典型的」なんで、同じ可愛い系でも、あずまきよひこのような線にキョーアクさがにじみ出ているものと比べると、どうしてもインパクトが弱い。主人公の「27歳だけど童顔」って設定も、似たようなアイデアは竹本泉や加藤四季も使ってるし、ギャグのパワーはそっちの方があるのである。それに3巻もそのネタで引っ張るのはもう無理がある。
 第一私は「28歳のクセに下手すりゃ中学生か高校生に見える」女房を持っているので、この手のギャグには笑えないのよ。
 ……どこぞの店に夫婦連れで入るたびに「お父さんに買ってもらってよかったね」なんて言われるんだよなあ、マンガじゃあるまいし(-_-;)。こんな苦労、童顔の女を妻に持った者にしかわかるまい(当たり前だ)。

2000年11月18日(土) 今年はコンサートで眠らなかったぞ/福岡シンフォニック合唱団コンサート



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☆劇団メンバー日記リンク☆


藤原敬之(ふじわら・けいし)