終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2009年01月23日(金)

『恐竜はなぜ鳥に進化したのか』

飛べないということが自明であったときに、
「飛びたい」と思ったものはなかったのに違いない。
飛べる存在となったときにはじめて、かれらは「飛べる」ことを知った。

この迂遠な論理はどうしたことだろう。

だが、おおむね、進化はこのようにことを運んだのだ。
「目」にしろ「翼」にしろ、そしてまた「言葉」にしろ。
われらは目を持って見るということを知り、
翼を持って飛ぶことを知り、
口と舌と喉を持って言葉を知ったのだ。

結果と原因は必ずしも相関しない。
自然は発明よりも工夫をもってひろく生物を作り出した。



さて、ここから本題だ。

同性愛、もっというとホモについて考えてみよう。
排泄器官が受け入れ側の交接器官と似た役割を果たせる、という
まあいわば前提をもって、ホモセックス行為は誕生した。
とはいえまるっきり同じ役割を果たせるというわけではない。
特に受け入れ側にとっては苦痛を伴うし、だいたい濡れない。

しかし人類の歴史の初期、男だけの集団が狩りに出かけ、
女たちが根拠地にとどまって採集を行うという形態ができあがったとき、
すでに人類は

・発情期のない発情、つまり年中お盛んな性欲
・しかも攻撃性と密接に結びついた性欲
・厳然たる上下関係の存在する社会性

を持っていたのだ。
であればつまり、ある程度の代替機能のある男性の排泄器官をもって
女性の交接器官の代用とする、ということが起きてくるのは必然だ。
簡単にいえば、狩りという行為によって興奮した男が、
下位の男を無理矢理やっちまう、ということで。
まあ、こういうところから、男だけの集団、
しかも攻撃性を共有する軍隊や学校において
同性愛がきわめて起こりやすいのだということを説明したい。




………久しぶりの日記がこれか(目眩)


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