終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2007年12月13日(木)


 冥界に招かれて、地底の広間に進み出た。光はそこには灯されていなかった。なぜなら居並ぶ貴顕はいずれも光を要さぬ種族だったからだ。だが闇にあっては盲いるわたし一人のため、特別にひとつの炎が許された。
 するとどうだろう! 塗られたような暗がりはたちまち開け、水滴を飾った巨大な鍾乳石の柱が無数に輝きながらそびえているのが見えた。

(かきかけ)


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