終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2007年08月19日(日)

 白衣の男は祭壇に立っている。頭上には羽毛の蛇なる雷雲がとぐろを巻きうねりくねりひしめき合って、かれの合図を待っていた。天地はかれの掌にあった。いかな王、いかな権力がかれを従えられよう。天と地の諸事に通じたかれ、たぐいまれなる巫術者として諸神を祀るかれ、そうとも大河さえその手の一振りに流れを変えよう。閃光は雲間からひらめいて、かれは猛々しく笑った。


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