終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2007年04月12日(木)

少し愚直、適度に純粋:

人殺しを見るとき、私はついついしげしげ観察してしまう。
この手が殺し、この目が断末魔を見て、この耳でその悲鳴を聞いたのかと。
それは実際、強力な思考であり、人が身に帯びる妄想としては魅惑的だ。
私が戦争の英雄を見るときも、きっとそんなふうに見るだろう。

カポーティ「冷血」を久しぶりに読んだ。
前に読んだことはあるにしろ記憶に薄かったから初読といってもいい。
なぜこういうタイトルにしたのかいまひとつわからない。
そこにいるのはどこまでも人間的な人間ばかりだからだ。

私にいわせれば、どんな人も人に過ぎない。
どんな人生も人生に過ぎないように。傷と血はありふれている。
富と力がありふれているように。
私の目はもしかしたら、死んだ魚に似ているだろうか?

しかしながら幻想を持たずにやっていく必要がある。
わたしはそれを何度となく学んだのだから、それは間違いない。


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