終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2006年02月28日(火)

本日の割り当て語数*が仕事だけで尽きてしまったので、小休止。
こきつかうのはいいけど、も少しバランスを考えてくれ上司…。

(*…人間は一日に二万語程度書いたり話したりしたい本能欲求がある)




動物行動学が大好きだ。
人間は動物なので、わざわざ人間行動学を挙げることはしない。

キスするように繊細にくちばしを触れ合わせる皇帝ペンギンたちが、
だが同時に大型カモメからよそのヒナを守ろうとしないように、
人間もまた多くの欠如を備える。博愛の本能は発達しにくいらしい。
度を過ぎた平等や友愛がグロテスクに感じられるのもそのせいだ。

人間は人間に過ぎない。それ以上のものになろうとする努力は、
それはまあ、人間のものなわけだが。はは、いやまったく奇妙なこと。
ある生き物がその本質に、不可能性を抱えた願いを持つということは。
これは悲劇か? だが世界はこの脳に、音楽のように響いてくる。

善を信じない。悪を信じない。ただ悪と善を思う心を信じる。
奇妙なことか? だが数千年ばかりの人間の倫理はあまりにはかない。
私はそれを愛するが、外側に厳然たる沈黙がわだかまっているのを
常に感じざるをえない。それは痛いほどだ、そして瞬時も忘れられない。

人間の善を「善」と信じ、人間の悪を「悪」と信じる?
だがそれは喜劇か寓話にしかならない。そうだ、そこには人間がいない。
人間は広大な闇の中にかすかに揺れる不安な灯火だ。
すべてを照らし出す太陽の昇る日を待ち望みながら暗い空を見上げて。


わたしはその切なる孤独と願いをこそ愛するものだ、ジンニーア。


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