終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2006年02月03日(金)

勢いだけで書いていたものを、中断のあとに再開するというのは難儀だ。

音楽というのは、物語のような構成を持たない。
つまり、A→B→Cというのではなく、
A→A&→A#といった具合に進行するものだ。
だから、つまり、変奏曲という題でまとめた文章でもそうだ。
物語は直線としては進行せず、ただ進行するように見える物語が
一貫しない複数の切り口から述べられる。
それは互いの主観を重ねることによって鏡に映った鏡のようであるべきだ。

といいつつ、なんもうまくいってないんですが。
べったべたのエロエロが書きたいなあ。


 シヴァスワミー・ラージャゴーパラチャーリは寺院の庭先に座っている。緑濃い庭にめぐらされた凝灰岩の粗な灰色の石壁には、例えば象の頭などした異ざまの神々が彫られていて、それぞれ色鮮やかな供花を受けていた。
 シヴァスワミー、この滑らかな褐色の肌をした男は、腰に白い布を巻きつけただけの格好で、石の上に座している。通りがかった老婆やその幼い孫娘が、その前で膝を折って拝礼したが、それにすら気づかぬように身じろぎもしなかった。その目は静かに閉じて、笑みの気配を漂わせている。
 技芸の天女がいくたりかが高い塔を持つ寺院の上を通り過ぎ、舞踏の主は天の彼方の聖なる山頂にて神聖舞踏を続けて、天地を廻らす気配であった。海に近い寺院は静まり、地平線のあたりには夕暮れがたなびいている。


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