- 2006年01月16日(月) 固有名詞 最近気づいたのだが、私は固有名詞に対して極めて禁欲的だ。 禁欲的というよりは、敬虔といったほうがいいくらいだ。 ちょっと三次創作祭りが私の中で勃発してしまったのだが、 やはりこの傾向は顕著で、ほとんど片言のようにしか使えない。 感覚的にはすべからく避けて通ろうとしたというのが正しい。 普通名詞を粘土とするなら、固有名詞はダイアモンドだ。 私の手や文体はきわめて軟質で、固有名詞の重さと硬さに耐えられない。 バランスでいうと95:5かそれくらいでちょうどいい。 シンプルな、たったひとつだけ宝石の嵌ったモダンな指輪か。 バロックふうの細工の細かな、宝石よりも地金で見せる指輪か。 どっちかというと、前者だろうか。いや後者かな。 アレッポに行きたいなあ。あの真っ直ぐな道。血を吸った街路。 なに、宇都宮の町だって、いくらも血は吸ったんだけども。 -
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