終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2005年09月17日(土)

あー! DQ8兄弟でラブラブが書きたい!
兄貴が弟によっかかって、見上げて、キスねだってる話を書きたい!
弟がちょっと面食らって、目を見開いてる場面を書きたい!
ええい、作風を考えて沸きやがれ!!>my妄想



 俺は、たらしこまれてるのか、と、ククールは考えた。実際、そうでも考えるよりほかに飲み込みようもないのはこの状況だ。ククールの膝のあいだに座ったマルチェロは、背中を弟の胸に預けている。
 それだけなら、ククールを自意識過剰ともいえただろう。だがもちろん、それだけではない。マルチェロは伸び上がるようにしてククールの頬に頬を寄せている。鼻は鼻に触れており、ほんのすぐ近くにある唇と唇は互いの吐息を相手に教えている。ククールに逃げるのを許さないのはマルチェロの左手で、それはククールの銀髪の間に差し入れられて、弟をそっと拘束する。
「あに、き…?」
 ククールはかすれ声でささやいた。その響きが消えない前に、唇の端に唇が触れた。甘い、とろりとした感覚がククールの腰のあたりを走りぬけた。




ヤッチマイナー!!@キル・ビル(でも後悔)
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Calling....

 ジンニーアは砂の上に立ち、私を見て言った。
「わたしは嵐であった。わたしは世に先立つ暗黒、稲妻であった」
 私は何も言わなかった。彼女がひどく悲しげに見えたからだ。彼女がひどく悲しげで、今にもその幼い顔が泣き出すかと見えたからだ。
「ああ、わたしはそのようなものであった。神はまさしくわたしを煙の立たぬ炎から取り出し、そのようなものとして作られた。だが見よ、いまやわたしは人だ。わたしの思いは鋳型のごとき思考によって定められ、この思いも鈍重な血肉を出ない」
 彼女は語りながらゆっくりと手を上げ、乞うように差し出した。いまや彼女が泣いているのがわかった。美しい少女の顔の上を涙が落ちていく。
「だが世界の諸力、速い稲妻がどうして肉の身に耐えられよう。夜と朝がどうしてこんな小さな器に収まろう。おお、聞け。聞け、私を捕え、わたしをつないだおまえ。ああ、聞け」
 私は聞いていた。私は差し出された彼女の手を引き寄せた。ジンニーアは顔を伏せ、嗚咽を低く押し殺した。私の手の上に涙は落ちた。
「わたしは…狂う。いつか狂う。わたしは、怖い」
 私は黙って彼女を抱き寄せ、その震える背を包み込んだ。


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