- 2004年08月24日(火) これは問いか。 私はボールを投げた。きみは受け取った。 きみはボールを受け取り、野球を日々にする子供たちの一人がそうするように、 その両手の中に包み取り、強く何度もこすった。 私はボールの行方を知らない。ただ楽しんで想像するだけだ。 きみは相棒とキャッチボールをしただろうか。 そのときボール――ちょいとしたいわくがある――のやりとりに何を感じたか。 あのボールは今どこにあるのだろうか。 一番ありそうなのは、そのへんに転がっていることだ。 一番ありそうにないのは、まだきみの手の中にあることだ。 子供のしそうなことはわかっている。 好奇心に目を光らせるが、本質的に意味がないとわかるとすぐ飽きる。 あるいはひどく照れ屋で、大事なものほど持っていられない。 いいさ、夏はもう終わった。 がらくたを後生大事にするほど君ににあわないことはない。 あこがれには本来、形がない。 走っていけばいい。 -
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