終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2003年04月09日(水)

バグダッド陥落。

1:
巨大な大統領の像がゆっくりと倒れ、
力尽きたよう台座にぶら下がった。
それから少し間をおいて、心棒をさらして像は落ちた。

平安の都よ、千夜一夜の都よ。
かつて繁栄を誇ったおまえを打ち砕いたのはモンゴルの軍勢だった。
そして今日は迷彩服を着た金髪の兵士たち。おまえの上に歴史は廻る。

人は生きることも、死ぬこともやめないようだ。


2:
サダム・フセイン追跡。
……が、今後展開されると思われる。
しかしそれはもはや大きな問題ではない。
アフガンを見るがいい、オマル師の行方は忘れられたままだ。

結局のところ、この戦いは、
イラク(=石油産出国)から反米政権を追放し核の脅威を取り除き、
親米政権を打ちたてることがゴールであった。
だから、これより後は補足に過ぎないのだ。

イラクについてはそれでいい。


3:
問題はアラブだ。

アラブ各国首脳は知ったはずだ、彼らの論理でやっていけば、
イラクのようにアフガンのようになる。
彼らは親米を選ぶしかない。

アラブ各国国民は知ったはずだ、米国はアラブを蹂躙することを躊躇わない。
彼らは米国を憎むだろう。各国の親米政権は根強い叛徒を抱えるだろう。
彼らは忘れるまい。

この戦いはいかなる意味を世界史に持つだろうか。
そして。


4:
彼らが死なねばならなかった理由をどうか、
誰か教えてくれ。


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