- 2002年05月29日(水) 「まことの道は 誰が云ったの行ったの さういふ風のものでない」 宮沢賢治『産業組合青年会』より たしかに。 たしかに。 己のうちに その方向へと進まなければやまぬほどの熱情を持たないとき そこにまことの道などありようがない。 そして、どのような道もまた まことの道だ。 自ら砕けつつその方向へ足を強く踏み出すときには―― だから 生きることは、いつでも死ぬことだ。 まことの道とは死に行くことだ。 故郷に帰るように、死の方へ歩いてゆくことだ。 身を切るような幸福も、ある。 -
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