- 2001年11月21日(水) 会話の諸段階4 1: 与えること。 受け取ること。 好意。 誠実。 信頼。 2: 好意から出る誠実だけを信じられる。 与えられると確信しているときにだけ受け取れる。 これはつまり、吝嗇なのだ。 より少なく生きようとする意思なのだ。 あらゆる矛盾と欠陥を内包する自体として生きることができず、 姑息に少なく、警戒心ばかりつのらせて神経を尖らせる、 そういう生き方なのだ。 自らを枠にはめ、視界を狭め、笑わずに生きることなのだ。 見えない感情をいつも計算し、帳面につけ、戦々恐々と生きることなのだ。 3: 出口はわかっている。 血を流して生きることだ。 受け取ることも与えることも好意も善意もなにも。 ――惜しまずに生きることだ。 笑い飛ばすことだ。 帳面のプラスもマイナスも、念頭に置かずにあらゆることを 踊るように素早く行うことだ。 一つの主体として、限界を知ることだ。 十全には生きれない、と、声高に言うことだ。 借金と負債と債権を数えることなく大股に歩き、笑うことだ。 目の前の全てを。 一切を。 打ち負かし、打ち負かされ、 差し伸べられる『ほんとうの手』を泣きながら取ることだ。 「それがどうした」と唸り、吼え、奪う代わりに、 「それでもいいではないか」と、笑い、受け取ることなのだ。 星だけでなく泥さえも。 4: 私は。 どうすればいいのかは、いつでも、知っているのだ。 -
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