終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2001年09月07日(金)

誰も(多分)知らないマイキャラの話パート2

その1:
フィン・エリオシュ
 32歳(確か)195cm(多分)104kg(記憶が確かなら)。
 職業軍人。金髪と赤銅色の肌。性格、悪党(なはず)。
 武器、バスターソード。豪腕、絶倫(と思いねえ)。

まだ継続しているサイトさんなので名前は出せないんだけど、
18〜19世紀くらいのヨーロッパ風設定の独自世界サイトで使ってました。
好きでしたねえ、悪党(笑)

両親はフィンと妹が幼い頃に死んでしまったので、
ずっと二人で生きてきた、という設定がありました。
しかし天性の乱暴者(笑)フィンは村でも町でも衝突、
結局、飛び出す格好で軍隊に入り、任地へ赴いた、というわけ。

茶場では、他人様に因縁つけまくり、喧嘩し放題、上官には不服従、
……いやあ、楽しかったなあ(笑)
でもって、行動掲示板には、切々たる妹への手紙。ってか、兄バカ丸出し(笑)
チャではまず場を壊すから出したくない、キャラだって喋りたがらない過去を、
誰にも迷惑かけずにほつほつと演出できるのが新感覚でした。
設定魔人は、行動掲示板のあるトコが生かしきれて面白いかもしれない、と思いますね。

最後は、妹の死亡を演出して、それを契機に軍を脱走、
そのまま船乗りになっちまいました。
今でもどっか、海の上でよろしくやっているでしょう。


その2:
ランドルフ・オースティン
 18歳、182cm、68kg。
 短く刈り込んだ暗い茶色の髪、榛色の瞳。学生。性格、自己中心的優等生(?)。

こちらも、まだ継続しているサイトさんなので名前は出せません。
広い意味では学園サイトに含まれるのかな? 非常に雰囲気の好きなトコです。
このラの字、性格的にややこしく、ここのサイトさんでなきゃ、生きられなかっただろうなあ。

あまりにややこしいので説明するのもイヤなんですが、
茨とワイヤーロープと古本の絡まりあったような性格のランドルフ、
しまいには袋小路のどん詰まり的行動を繰り返すようになったので、
PLとしても私が責任もって転校させました(笑)

こういう内面的なキャラクターを創るのは実は初めてではなかったのですが、
しかし、ここまで伸びやかに(?)存在を許されたのは初めてで。
正直言って、楽しかったですね。
ダァク追求っぽく、キャラの心理的状態だけを追ってました。
発見も多く、表現の幅も増えたなーとか思うんですが、
しかし、心理をトコトン追うのもけっこう辛いもんだなあと、実感(笑)


3がなくて余談:
この二人、どっちも死んでないです。
死んでないですが、私の手から離れました。
使うことはもう二度とないでしょう。

キャラクターを生み出すというのには、不思議な面があって。
私だけなのかもしれないけれど、「出会い」なんですね。
彼らが自分の方から私を訪れる。私は彼らを綴る。彼らは私に彼らを教える。

長く止まるPCもいます。
彼らは私という直線と時折交わりながら遠くなりつ、近くなりつ共に行きます。
すぐに旅立ってしまうPCは。
彼らは直線です。遠方より落ちてきて私という直線と寸時交わり、そして同じ速さで遠ざかる。

短い間しか使わなかったPCだから大事にしていないということは、
だから、けしてないのです。
この二人は、もはや遠方に去り、帰らないでしょう。
それでも私はやはり、時折彼らを思い出しては、その記憶を愛するのです。


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