終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2001年09月01日(土)

1:
ここをのぞく可能性のあるひとが
まず会ったことがない(だろう)キャラ。
という前提でもって、キャラについて、ちこっと。


ジンニーア:
 御年10歳のお子様。性別女。ただし人間に非ず。
 絹の緩いズボンと、繻子の上着、銀の鈴のアンクレット。
 褐色の肌と、背中半分くらいまである巻毛。
 怒ると硝子のように透き通り、輪郭を満たす青い炎が揺らめくのが見える。
 気まぐれかつ傲慢、自称は「妾」(わらわ)、素直で甘えんぼ。
 理知において賢者に勝り、力においては太陽に並ぶ。
 善でもなく悪でもなく、自然のように、気まぐれ。

マーリド:
 御年12歳のお子様。性別男。ただし人間に非ず。
 白い長袖のシャツ、細身の灰色のズボン、黒い靴。
 きちんと刈り込んで後ろに撫でつけた黒髪はやや癖あり。褐色の肌。
 礼儀正しく、動きは優雅。レディ・ファストを旨とする。が、実は女好き(笑)
 雰囲気は植民地時代のインドの坊ンっぽく。芳香と憂愁を帯びた。
 自称は「僕」。静謐の空気。本性は宝石のごとく揺らがぬ青い炎。


2:
この二人(?)、どちらも、イスラームの言う「魔」、ジンの類です。
「煙のたたぬ炎」から創られた、とコーランにあります。
だから、ゲームとかでも、炎の魔物として書かれることが多いですね。
ほら、FFで、イフリート、っていう、炎の召還獣、いるでしょう。
イフリートもジンの一種です。

ちなみに、マメ知識。
・ジン(複数形)→ジンニー(単数形・男)
        →ジンニーア(単数形・女)

・イフリート(複数形)→アファリート(単数形・男)
           →アファリータ(単数形・女)

・マーリド……は、知らない。よく魔霊と訳されてます。

力関係では、マーリドが一番強いっぽいです。次にイフリート。で、ジン。
ジンは、魔物の総称として多く使われるようですが、幽霊もこれで呼びます。
あ、いたずらっ子を叱るときに、「この子鬼(アファリート)め!」
みたいな使い方もします。

あ、でも、ウチのキャラの場合、ジンニーアは、
太陽や海や風と同様、世界の純粋な破片なので、強いです(笑)


3:
………ネーミング、ほーら、そのまんまだ。(笑)
名前って、あんまり凝らないんです。
でも、この二人(?)、とても好きです。
兄妹みたいな感じに似てますね。
創った時期も、登録してたサイトも全然違うんですが。
どっちも私の魔物だからしょうがない。

ファンタジー、好きなんです。
でも、ファンタジーサイト、水のあうとこ、ないんです。
だから、今は二人とも繭の中。
永遠さえなにほどもない子供たちですから、
ゆるゆると永い眠りを眠っています。

………といって。
実は、眠るこの二人、夢を見ています。
ジンニーアは、自分と似た小さな女の子の夢、
マーリドは、なることのない大人になった夢。
わかるひとには、これでわかっちゃうでしょう。(笑)


4:
うちのPCたちは、死亡率高いです。
まず半分くらいは死んでます。
それでも、一度創ったキャラクターは折に触れ浮かび上がり、
新しいキャラクターたちの中にその影を映したりすることもあるので、
PLはけっこうびっくりです。
というのは、裏設定って、あんまり考えないから(笑)

ただ、そうですね。
私は、自分のキャラクターたちがとても好きなので。
時々、掌に宝石でも転がすようにして思い返します。
特にジンニーアは、その頻度が高いです。
いつか起こすか、起こすことがあるのかどうかは、わかりませんが。
そんなこととは関係なく、ただ思い出すためだけに。

うちの連中がそうコロコロ死ぬのは、
PLの愛が足りないからじゃなくて、PLのDNA引いてるからです。
といって私が常習リストカッターなわけではなく(笑)
ただ、死ぬことも生きることの一部だと思ってるということです。
納得いこうがいくまいが死ぬこともあるってのをわかってるということです。
絶対、地縛霊にはならないタイプの人間ですねえ。(笑)

あ、自殺説は勘弁です。
去年流れました。(笑)
この日記続いてるうちは、生きてると思ってください。
この日記途切れても、多分飽きただけでしょう。


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