終わらざる日々...太郎飴

 

 

- 2001年08月02日(木)

来年春からの就職先から、手紙が来た。
九月頭に内定者で懇親会をするから、出欠よこせ、というのだ。
不思議に思うのは、この会社の人事部、連絡がいつも手紙だってこと。
携帯電話の番号も伝えてある。メールアドレスも伝えてある。
何ゆえ、文明の利器を利用せんのだ……

就職活動のときに、自己分析というものをやらされる。
これまでやったことやできたことを纏めて、自分の天職を見る、というヤツだ。
もっとも、市販のシートに書き込むようなのは、私はさっぱりやらなかった。
自分流で十分間に合ったからだ。

自分の一日、二十四時間というものを考える。
具体的に昨日のことを考えるのが一番いい。
・睡眠、6時間。
・食事風呂その他家事、2時間程度。
・通学往復徒歩電車含め1時間。
・アルバイト、2時間。
・読書、5時間。
・勉強、4時間。
・ネット、4時間。
こう考えると、自分が何を好きか自ずとわかってくる。
一日四時間以上することが、「好き」なのだと思っている。

もう少し長いスパンで考えるなら、月々の自分の支出である。
私は家計簿をつけていないから、うろ覚えだ。
・食費、1万円弱。
・交通費、5千円強。
・書籍費、1万円前後。(図書館利用分換算したらきっと十万越す)
・衣料費、3千円前後。
・居住費などなど、3万円弱。
・通信費、1万円弱。
非常に簡単である。
支出に使える金額がだいたい決まっているので、わかりやすくていい。

もっと考えたいときには、部屋の空間利用を考える。
私の部屋は6畳ジャストである。
・クローゼット、半畳。
・机椅子、1畳。
・本棚、1畳。
・パソコン、半畳。(ノートなのだ)
・布団、1畳。(万年床)
・冷蔵庫、半畳。(電源入れてないから棚である)
・空間、1畳半。
これまた、分母がはっきりしているのでわかりやすい。
しかし、何もない部屋である。(テレビもビデオもない)
とはいえ、家具は大小の差が激しいから、あまり正確ではない。


一日は誰にとっても24時間だし、
使える金も毎月だいたい決まっているだろう。
部屋なんて、これははっきり限定空間だ。
そして、人間、無駄だと思うことに時間や金、空間を使うことはない。
たいてい、使う時間、金、場所に見合った重要性を感じている。
誰が何と言っても。仕方なくだと思っても。

自分が何を「好き」なのか、わからなくなったら、
過去を穿り返すより、現在を見てみることだ。
自分が何を「している」か、見てみることだ。
現実というものは、おそらく、とても簡単で、単純だ。

そう、思う。


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