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■ ステアーズ・チキンとともに。
ひとりぶんの人生。 ひとりぶんの食事。
今日もまた、かなりショッキングなことがあって、とりあえずオフィスがとても広いひとり部屋で、皆が夕方には帰ってしまうのをいいことに、すみっこにうずくまって泣いてみた。 泣くというのは、けっこう大切な作業だ。 これで、色んなものが身体から抜け出ていく。
世界でたったひとりぼっちのような気がしてしまう、夕方。 ハラレの街が夕暮れていって、わたしは子どもみたいにひざを抱えている。 目を細めたくなるような夕日が、ブラインドの隙間から入り込む。
誰かとシェアすることも大切だけれど、わたしはいつもそうすることによって余計にかき乱されてしまうから、やはり黙っている。 ひとりでいるほうが、気が楽なのだ。
今日も停電。 身体によくないジャンクフードを摂取したくなり、自家発電で営業しているファストフード屋でチキンとチップスを自分の分だけ購入。 ひとりぶんの食事。負け犬の象徴だな、と思ったら、なんだかほんの少しだけ孤独がくっきり際立って、案外すっきりした気分になった。
途中、ムガベ大統領の、ご帰宅の列に遭遇。 派手な青いライトをぐるぐると点灯させた白バイが何台も通り、複数台のパトカーもすごいスピードで通る。 人々は皆、車を停めて脇によけなければならない。 恐ろしいスピードでそばを抜けるパトカーの風圧に、ひやりとした。こわーい!ぶつからないでー!
大統領も、ご帰宅。 あふりかくじら様も、ご帰宅なのである。
あれ、もう9月?
2006年08月31日(木)
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